谷村新司の作詞作曲。いわゆる五音音階(陽音階)、わかりやすく言うと{ド・レ・ミ・ソ・ラ}が基本ですが、メロでは{シ}も混ざっていて、そうすると島唄、沖縄音階のような雰囲気がちょっとだけ漂ったりします。
ちなみにこのシングル、ご丁寧に歌詞だけでなく楽譜付きでして。それによるとこの曲はBメジャーなので、上の音階は「実際には」{B・C#・D#・F#・G#}に{A#}が混ざっているということになります。ドレミで言ったほうが感覚的にわかりやすいと思いますけどね。
「ココロツタエ」というのは「思いを他人に伝える人、伝えようとする人」を表す名詞として曲中に出てきます。「シオマネキ」や「アリクイ」や「小豆とぎ」みたいなもんですね。あんまいい例じゃないような気がしますが。
まあとにかく、「ココロツタエ」は、明示はされていませんがおそらくは「=人間すべて」のこととして歌われているのでしょう。なかなか美しい表現の仕方です。
『人はゆらぎの中 ただようその意味は/不確かなアイを伝える 言の葉を持つゆえに』ここはちょっと、文章をどこで切るかでやや意味合いが変わってきてしまいますね。自分は「言葉なんてものがあるから愛は『不確かなアイ』としか伝えられない、かあ、うーん、深いなー」とか、勝手に受け取っていたりしますが。
ちょっとテンポが淡々としすぎかなって思ったりしました。遅くなったらなったでちょっとダルく感じるかもですが、これだとサビの『風に運ばれ海を越え』の一番盛り上がるとこが、あっさり流れていってしまうような。とは言え、こぶしきかせて歌う人でもないので、さらり、ぐらいでいいのかもしれませんけどね。ハイトーンの美しさは、充分に魅力的ですし。
夏川りみ
コメント(0)| Track back(0) | 2005年02月01日
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