階段状に登っていくピアノとメロディの音形が印象的な一曲です。同じ「桜」をテーマにすえてヒットした森山直太朗「さくら(独唱)」のイントロが、上昇でなく下降とはいえ、同じ階段状の音形ですね。まあ、ピアノ伴奏の基本手法といえばそうなのですが、この動きはどこか「和」を感じさせるところはあるのかなと。
タイトルが「桜色」ですが、詞の中では春夏秋冬とぐるり一周しています。GLAY「春を愛する人」など、こういう類の曲はそれなりにあり、なかなか人気も高いものが多い気がします。
この曲では、四季を通しての木々と恋模様の移り変わりを描いた内容になっていまして。春に片思い、夏に告白、秋に愛を深めたけれど冬に別れが訪れる、そしてまた春が来ても、まだ忘れられない…という流れです。ドキッとするような表現は特にないですが、非常にきれいに、ソツなくまとまっている印象。恋人同士でいられた間は『ただひとつだけ 確かな今を/そっと抱きしめていた』と思っているのが、別れの後は『「永遠」の中ふたりとどめて』となっているのが、なかなか切ないですね。
中島美嘉
コメント(0)| Track back(0) | 2005年03月16日
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