|
巻頭カラー「不思議な少年」。これ初めはあざといなーって思ったんですけど、読み返してたら、どうにも微妙になってきました。これ、「どんな人間にでも良心はある」とか、そんなレベルの話じゃないんだろうなあと。村上春樹「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」くらいに、一人の人間の中でも別々に分かれたモノを描こうとしているんだという気がします。極端なほど二つの世界が乖離しているのは、読者に「こんな悪人でも、こんな良い心を持っている」って思想を押し付けるのではなく、あくまでも少年が口にする「可能性」の、「最大の触れ幅」として提示して来ているのかな、と考えると、非常によくできた話なんじゃないかな、みたいな。
その辺はきっとシリーズしっかり読めばわかってくるのかな。とりあえず、既刊の単行本を押さえてみようか。
「バーバーハーバー」そんなにいいムードで終わられても困るっすよ。この二人、進展させる展開にしても、あと数回はオチ付けてもらわんと、ありえなさ過ぎませんこと?
でもあれですね、嘘泣き使いの女の子なのに、本気の涙だってことが絵でわかるあたり、表現力あります。あと「猫耳モード」はどうかと。
「はるか17」なんかいろんな話の流れが順次進行になってて、つまらなくはないけど散漫な感じですね。特に、男の子のほう、ポッと初登場してきてからトントンと話進みすぎな気が。当たり前のように主役張ってるし。
「働きマン」今回、本当に働いてるだけですね。でも「お疲れ!」のくだりは良いです。
「ベスティア」一気に設定が明らかに。おかげで主人公の敵の狙いはよくわかったわけですが、肝心の主人公がどうしたいのかがいまいちわかんないです。
読みきり「とべない金魚」うーん、展開が超スピーディーです。ちょっとサクサク行きすぎて読み応えも何もないような気がしますが、でもこれだけスッパリ進められると逆に味に思えてくるなあ。でも、伏線のひとつくらいは張っておくべきじゃ。
「亡国のイージス」家庭内別居のエピソードは、ありがちな状況じゃなくてなかなか面白かったです。が、コーヒーカップが明らかに斜めなこの絵はいったいなんなんでしょうか。え、こっちの目が変なの?
コメント(0)| Track back(0) | 2005年02月05日
|