 | JET!!!/SUNSHINE(きくきくセット)
ユニバーサルJ DREAMS COME TRUE, 吉田美和, 中村正人, Mike Pela, 上杉洋史
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<パワフルなボーカルと感覚性豊かな表現力、エンタメ精神まで盛り込んでボリュームたっぷり>
ドリカムのニューシングルは、90年代初頭の勢いを髣髴とさせるような、ノリノリでイケイケな(決して今風の「アゲアゲ」ではない)ハッピーチューン。
ドリカムのすごいところは、これだけ声量も独自のセンスも持っている歌声の持ち主が、『胸の開き具合に チェックいれる自分に気づく』というような「そこ歌っちゃうの?」とツッコみたくなるような明け透けさと独自の感性までも備えていて、そんな能力を『バク転とかできそうです!』と、ひたすらに陽気でお気楽なポップソングにしちゃうところ。だってこれだけ声量があったら、普通はMISIAとか元ちとせとか平原綾香とか、そういうシリアスな歌い上げ系に行くところなのに、アイドルポップスと見まごうばかりの能天気さを平気で歌ってのけてしまっているわけで。
シリアスな曲を作ってもやっぱり独特の感性があるからいいんですが、さらに楽しさまで盛り込めてしまうのは、これはやっぱり他には真似できない特徴です。もっとも、そのものすごいボリューム感ゆえ、ニガテな人、ピンと来ない人も出てくるわけで…90年代に大ヒットして、00年代は地道な活動になっているのは、その辺の聴き手の風潮に一因があるのかなとも思います。
『すきがすごい勢いで音が聞こえるくらい』のテンションで、『でも笑ってる顔アップで見たら/現実感沸いて固まる』とか、感覚的な言葉だらけで、しかもいちいち機微が細かいですよね。
チャリにベル鳴らされる小さな笑いがあって、それで引き寄せられてドキッとしちゃって、それで『いいかげんチャリの人も笑いだしちゃうくらい』とまで大げさに言えちゃうほど気持ちが大きくなって…と、流れもユーモアに溢れていて、実によく出来てます。冷静に考えたらありえないところまで考えがいっちゃう、それくらいハッピーさが前面に出てきていて。
こういうの、やっぱり今のメインストリームな感覚じゃないかなあ、とは思うんですよ。同じハッピーなデートでも、現代だと宇多田ヒカル「travelling」みたいなほうがウケるわけです。この2曲、基本的な構図や遊び心とかけっこう似ているはずんですが、全然違いますよね?
ただ、こういう過剰なまでのパワフルなエンターテインメント精神は、一周回ってそろそろ再燃しそうな感じではありますが。まだちょっと早い&やりすぎかな?でもある意味「これぞドリカム!」な雰囲気がバッチリ出ているので嬉しくなりますし、潮流とか考えなくても十分通用する人たちなので、自由にやっていってほしいですね。
DREAMS COME TRUE
コメント(0)| Track back(0) | 2006年01月27日
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