 | 大阪 恋の歌 (通常盤)
アップフロントワークス(ゼティマ) モーニング娘。, つんく, 鈴木Daichi秀行, 高橋論一
このアイテムの詳細を見る
|
<情感を持たせるための「地方色」>
こうして見ると、今までやってなかったのが不思議な感じすらある(やってましたっけ?)、大阪弁による楽曲。
aiko「三国駅」、関ジャニ∞「大阪レイニーブルース」と、このところ大阪を舞台にした歌が続いています。地方色を出すということは、それだけ歌の世界が具体的になるということです。頭の中で「夢」や「希望」、あるいは「自分のいる場所」など、あれこれ考えている歌がこのところ多かったように思いますが、そうした抽象的な世界にとどまらず、明らかに現実を舞台に据えているわけですね。
さらに関ジャニやモー娘。には、「大阪」をテーマにすることで、「歌謡曲」的な濃さを出そうとする向きがあります。大阪という場所の持つイメージ、またそれが関西弁により音として実際に補強されて、日本人の根っこの辺りにある感性「人情」を強く意識させてくるのですね。人と人とのつながりを、日本人に好まれる情感をもって提示するのには、とても効果的な手法です。
で、しかも、つんくの作る音楽は基本的に歌謡曲ですし。相性はもともとバッチリだったですよね。今までも後藤真希「横浜蜃気楼」とか、ご当地ソングはやってましたし。横浜もベタな歌謡曲的土地柄ですが、大阪はつんくの地元ですし、またバラエティ要素のすっかり強くなったモー娘。にも合っているのかなと。
『そやね/好きやけど もう終わりなの』というフレーズ、『そうね/好きだけど もう終わりなの』とするよりもやっぱり感情がこもっている感じがしますね。
遠くに行ってしまう『あんた』を引き止めたい、そばにいてほしい、だけど答えはわかっているから会話を進められない…
あれ?これ、シャ乱Q「上・京・物・語」の裏返しバージョンだと思って聴くと面白いですよ?男女の考え方の違い、すれ違いが見える感じで。
モーニング娘。
コメント(0)| Track back(0) | 2005年06月12日
|