 | Sad Tango (通常盤)
キングレコード Rain(ピ), YU MISAKI, JY Park“The Asiansoul”, “Hitman”Bang, HI-D, Kwon Tae Eun“Tae Kwon”
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<情念的なダンスリズムの上で、ひたすら去った相手を待ち続け踊り続ける>
ずーっと名称が気になっていて、今回レビュー書くにあたってようやく調べることができました。韓国語で「雨」を表す言葉が「ピ」一文字で、日本での活動時にわかりやすいよう「RAIN」と付けたとのこと。
…逆にわかりにくくなっているような。それも注目を集めるための戦略なんでしょうか。
タンゴとタイトルにありますが、Wikipediaを見ると微妙に違うような気もします。わかりやすい例だと「だんご三兄弟」がかなり正しいタンゴなのかな。でも、1拍めに短く強い拍を置くリズムは、J-POPにはあんまりないもので、非常にインパクトがあると言えるでしょう。
インパクトがあるのは、声も同じです。…こうして聴いてみると、Kとかリュ・シウォンって日本語の発音上手かったんだなあ…と思うというかなんというか。あ、いや、でももともとのものもあるかもですが、ちょっとネットリ気味の歌い方が曲には合っているかも。
いわゆる韓流の音楽は非常に情念がこもっている、J-POPよりも歌謡曲っぽいものが多い…と何度か書いたような気がしますが、この曲もまた然り。
上で挙げたように、情念が込めやすい民族音楽でウェットな歌い方もありつつ、歌詞の内容も、半年前に別れた恋人のことを今なお諦めきれずにいるというもの。『魂が抜けたみたい そう言われても/仕方ないよ今の僕じゃ』と描かれるくらいの未練っぷり。ここまでのレベルはなかなかないですよ。J-POP界ではむしろ、別れた相手と友達関係を続けるケースも散見される現代を反映してか、「またいつか笑って会えたらいいね」みたいなフレーズをよく見かけるようになったなあ…とか思っていたのに。
まあ、だからこそ前提として「日本の主流とは異なった何か」である韓国人歌手がこういう曲に特化して歌うことになるのかもしれません。韓流ドラマが日本のそれよりも激しい展開でヒットした流れと似ていますね。
タンゴは男女での踊りの音楽だということを踏まえ、『今は一人踊り続けるだけさ』と孤独を表現しているのは、ちょっとうまいテクニックだなと。あと、『君の残したグロスやフレグランスを/今も思い出す』っていうのは、これ、あんまり日本人男性には歌えない内容だと思うのですがいかがでしょう。
ピ(RAIN)
コメント(0)| Track back(0) | 2006年03月22日
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