<広々とした空と大地の中で、一人はるか彼方まで思いを巡らせたたずむ視点>
超ロングヒットとなった前作「粉雪」に続くシングル。大ヒットの後でどう来るかなと思っていたら、彼らの持ち味を存分に発揮したミディアムナンバーでした。「アカシア」や「南風」が好きな人にはきっと気に入るんじゃないでしょうか。
派手な曲ではないですが、そのぶんなのかキーがかなり高めな感じです。
前述の「南風」やまたは「蒼の世界」のときにも書きましたが、他にない彼らの音の魅力は「あたたかさ」と「土の匂い」だと感じていて。今回は、特にその点が目立つ曲だなあと。『ぼんやり日が落ちて 輝く星 太陽の贈り物/曖昧な地平線』という描写や、世界中の人たちの生活を『地球で踊るんだ』と表現したり、日なたでゆったり物思いにふけっているような心地で、のびのびとしたイメージを抱くことができます。
「土の匂い」にもつながるんですが、しっかり地に足をつけている姿が詞の中から浮かび上がってきます。地平線の向こうに思いを馳せるのもそうですし、『遠くのランドマーク』を見つめるのも、月明かりを『僕らはただ それを見上げていた』というのも、すべて広々とした大地の上に立っている視点から描かれているわけですね。「自然」を賛美するというわけではなく、「大地」に根ざして物を思う、そんな印象。
この立ち位置から、「蒼の世界」では地上の風景や大地への回帰を、「粉雪」では降りしきる雪を見上げ、そして今作ではタイトル通り「太陽の下」での暮らしを描いているんだなあ、と感じるんです。
レミオロメン
コメント(4)| Track back(0) | 2006年05月15日
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