J-POPヒットチャート歌詞分析ブログ

現代ポップス考。(移転しました)

YUI for 雨音薫「Good-bye days」
      

Good-bye days
ソニーミュージックエンタテインメント
YUI for 雨音薫, YUI, Akihisa Matsuura, Hideyuki“Daichi”Suzuki

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<無理にまとめようとせず、ぱらぱらと想いを綴る形に表れる等身大感覚>

 YUI本人が主演した映画「タイヨウのうた」の主題歌が、役名を冠してリリース。
 世の注目はすでにドラマ版に移っていますが、まあとりあえずこっちからということで。

 曲の雰囲気とかメロディライン等々は、YUIの既発シングルとあまり変わりはありません。ただし、この前のシングルの「TOKYO」以降、詞の書き方にちょっとした変化があるような気が。
 「TOKYO」ほどではないものの、『かっこよくない優しさがそばにあるから』みたいなフレーズなどには、「飾らないことのよさ」みたいなものへの憧れが漂っています。とはいえこの部分はサビ重要部分にあるし、まあ意識して使われている表現ぽいですが、たとえば『できれば 悲しい 想いなんてしたくない/でもやってくるでしょ?』とか、このちょっと言葉足りない感。これがむしろこの曲では「等身大の気持ち」を表すのに効果的に働いているように感じました。
 デビュー当初は、なんというか詞の中で流れを完結させよう、「曲を作ろう」という意識が強すぎていたような印象があったので、最近はだんだん肩の力を抜いてリラックスして、自分の中の生の言葉を出そうとしているように想像したり。個人的にはいい傾向だと思います。

 それにしても時代は変わり続けています。YUIの作る歌詞は日本語の中に英語が切れ切れに混じっています。『胸の奥 Alright』とか『笑顔でYeah hello!! my friend なんてさ/言えたらいいのに…』とか、メロディなしで抜き出すとちょっと無理があるような。ひと頃は「中途半端な英語はカッコ悪い」みたいな風潮があって、特にシンガーソングライター系の人はほとんど英語を混ぜないようになっていた気がするんですが、YUIは普通に使っていて、しかもそれが当たり前のように受け入れられている、という。
 それと、役名で歌を出すのって、昔はリスナーの中ですごく抵抗感があったような気がするんですが、最近はもはや当たり前のようにありますよねー。

YUI for 雨音薫
YUI

コメント(0)| Track back(0) | 2006年09月09日

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