 | Precious
ソニーミュージックエンタテインメント 伊藤由奈, Kei Noguchi, Maestro-T, H.U.B., Hayato Tanaka, Reika Yuuki, Yuna Ito, Nao Tanaka
このアイテムの詳細を見る
|
<バリエーションをつけた声とサウンド、それぞれの組み合わせがドラマ性を高める>
もう「REIRAの人」と呼ばれることもない伊藤由奈、バラード3連チャン目です。今回は「海猿」映画版の主題歌ということもあり、構成的にもより壮大さを感じさせる一曲に仕上がっているかなと。
静かなAメロからつながってきて、本格的に音楽が動き出すBメロがいいですね。音域的には決して高くないのに、かなり印象深い感じ。
で、ああこの人歌うまいなあと今更ながら感じさせられたのは、表現の幅ですね。ちょっと霞がかっているような柔らかい声と、はっきり響き渡る強い声の二種類を持っていて、しかも効果的に使い分けているなあと。
サウンドの静と動、柔らかさと強さの二種類の声の表情、これを組み合わせることでそれだけ曲に幅が出てきます。Aメロ:静かで柔らかい、Bメロ:動きが出てくるが柔らかい、サビ:盛り上がって強い声になる。さらにサビ突入時には転調も加わってくるので、それだけ合わせ技でインパクトが強力になってくるわけですね。
と、珍しく曲と声についてあれこれ書くのは、詞にあんまり書くべきことが無いからです。ひたすら真っ当で、あんまりメスを入れるようなところがない…。そのまま読んでそのまま感動するのが一番いいと思います。
あ、『誰かを 愛する意味 自分なりに決めた』というのはちょっと面白いですね。「今わかった」とか「探すのはやめた」とかだとごくごく普通のフレーズになるところですが、「自分で決める」というところに、他にはない強さが漂っているなあと。
伊藤由奈
コメント(4)| Track back(0) | 2006年07月14日
|