前回リリースの「so much love for you」もぜひとも紹介したかったんですが、タイミングを逃してしまいまして。そうしたら、今作はオリンピック選手団公式応援ソングになって。ああ先にメジャーになってしまった!と悔しい思いをしています。
軽く聴くくらいだと、ちょっと拍子抜けするくらいインパクトのないように感じるかもしれません。曲も声もさわやかさは出ているんですが、応援歌にしては迫力ないですし。でも、この人の声は耳に残るんですよ。これは本当に不思議で、音楽学校でオペラを専攻しているにしては声量もあんまり感じないし、高音部は多少無理しているように聴こえるんですが、いいなあと思えるんです。表現力の問題なんですかねえ。すっごく楽しそうに歌っているなあと思うので、それも関係しているんでしょうか。うーん。
詞は、もう、直球ストレート。なんのひねりもなし。びっくりするくらい。『合言葉は夢さ』って、ちょっとこんなベタなセリフ言えないですよ今。そういうまっすぐなままじゃいられない時代/世界だけど、それでも頑張るぞー、っていう、単純な励ましをいったん退けて、一呼吸置いたメッセージが現在同時代のポップスの主流じゃないですか。そんな時代なので、この実に単純な歌詞は、言葉だけだと陳腐にしか見えないんです、が、歌に乗るとそのてらいのないまっすぐさが、心地よく新鮮に聴こえるんですよ。やっぱりこの人の声、何かあります。絶対に。
この「夢がチカラ」と、ありがたいことに紹介したかった前作「so much love for you」が、しばらくこちらで映像つきフル試聴できるので、興味のある方はぜひどうぞ。7/21リリースのアルバムの曲もすべて聴けます。と、回し者のように宣伝。いや、某方面でこの人の「ありがとう」って曲を聴いてえらく感動して以来、気になっていたもんで。
最近の女性シンガーソングライター系は充実してますね。あんまり重くないのがいいし、このKOKIAとかトミフェブとか大塚愛とか、楽しそうにやっているのがやっぱりいい。これで柴田淳あたりが注目を浴びたりしたら、また一段と面白くなると思うんですけどね。
KOKIA
コメント(0)| Track back(0) | 2004年07月16日
|