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こうした和風(あくまでも「風」ね)ポップスがここ一・二年隆盛ですが、それでもここまで売れたのは、あとはブームの火付け役?の元ちとせくらいでしょう。両者に共通しているのはやはり特徴ある歌い方です。森山直太朗は伸びのある裏声、元ちとせは島唄的こぶし、どちらも豊かな声量がなければ成しえないものです。
この「さくら」に限って言うと、前述の裏声を生かすためのメロディラインの飛びと、そしてそれでいてゆったりさを失わせないというバランス調整がうまくいっていると思います。歌声でカバーしている部分もあるでしょう。
詞ですが、たいして特別なものを歌っているわけでないのにもかかわらず、声がいいので言葉に感じ入ることができます。小田和正みたいな感じですね。声質って個人的にはあんまり重視しないのですが、いい声だとやはり得ですね。『永遠にさんざめく光を浴びて』とか、この声でなければ生きないフレーズでしょう。
ちょっと狙って単語を並べている節があって、それが気になります。『刹那』とか『運命(さだめ)』『刻(とき)』とか『惜別』あたり。いかにもな感じすぎて。まあこれくらいは許容範囲ですかね。次のシングル「夏の終わり」では、ちょっと目立ちすぎるかと思いますが。
森山直太朗
コメント(0)| Track back(0) | 2003年12月00日
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