J-POPヒットチャート歌詞分析ブログ

現代ポップス考。(移転しました)

玉置成実「Result」
      

Result
ソニーミュージックエンタテインメント
玉置成実, shungo., Miki Fujisue, Yuta Nakano, mavie, Shinya Saito

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<「キレイな言葉」の化学反応で作る壮大な世界>

 いつもの玉置成美、というイメージそのまま、ハイテンポで疾走するデジロック。機動戦士ガンダムSEED DESTINY関連らしいですが、詞の内容はそれを踏まえたりしているんでしょうか。

 『輝く未来は 僕のために/愛しい記憶は 君のために』と示されるサビは、2回目に出てくるときはそれぞれ「僕」と「君」が逆になっています。「未来」も「過去」も、どちらも二人で共に分け合っていこう、という意志が込められているのでしょう。

 この手のサウンドの歌、二アリーイコールでアニメ主題歌というのは、いかに「言葉」を選ぶか、というところが非常に重要です。
 ひとつには「いかにもカッコいい単語」を散りばめること。上記の「輝く未来」もそうですし、『絆』『あの日の約束』『奇蹟』『強さ』『出逢い』『永遠』『過ち』あたりは、たいてい複数が入っているものです。これを上手く組み合わせてさらにカッコよくするのがポイントで、たとえばこの曲では『僕らは奇蹟を叶えてく』と「叶える」と組み合わせることでちょっとした言葉の科学反応を起こさせていたりします。
 もうひとつは「当て字」。これは必須ではないですが、非常に多い傾向です。『理解る』で「わかる」は一般的レベル。『結末』で「こたえ」とか、『他人』で「だれ」とか、このあたりになると作詞とはまたちょっと別の領域のような気も。そして、『翌日』と書いて「あす」と読ませる意味は果たしてあるのか。それはカッコいいのか。

 ちなみに作詞クレジットはshungo.という人で、この名前は最近w-inds.でも聞いたことがあります。ちょっと耽美的というか、上記に挙げたような「カッコよさ」を追求する作風を感じます。なんかこだわりがある人なんだろうなあ。

玉置成実

コメント(4)| Track back(0) | 2006年07月13日

■ はじめまして
いつも興味深く見させていただいてます。

さて、作詞の「shungo.」さんですが、伊秩弘将さんのユニット「HIM」に所属していた「マキハシシュンゴ(漢字不明)」さんだと思います。
「HIM」解散後、アイドルポップ系の作詞家として活躍されてます。
「詞」についての拘りはどれだけあるかわかりませんが、伊秩さんの影響が強いと思われます。
akiha (2006-07-15 06:53:56)

■ Re:akihaさん
ども、情報感謝ですー。
「HIM」…友人の伊秩弘将好きにちょっと語られたことがあったような気が…

生粋のビジュアル系の方面の方なのかなと思っていたので、伊秩弘将系と聞いてけっこうびっくりです。ありがとうございました!
はじ(管理人) (2006-07-19 01:28:36)

■ HIM
僕はSPEEDファンでしたから、伊秩弘将氏は尊敬しているアーティストの一人です。このHIMというユニットについてですが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/HIM_%28%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%29
1stアルバムの収録曲のほとんどは、小室系やZARD、MY LITTLE LOVERなどの95年当時のヒット曲の明らかなパロディーで、オレンジレンジあたりの「パクリ」を非難する人達が聴いたら卒倒しそうな内容ですよ。ただし、もちろん、ちゃんと著作権の問題が生じないような「パクリ」ですよ。伊秩氏としては、あくまでもこの当時のヒット曲の研究としてこういうことをやったのだろうし。実際、「HIMはサンプリング・ユニットだった」という発言をしています。
 で、2ndアルバムのほうは、さすがに当時の人気アーティストのパクリはやめて、SPEEDなどでおなじみの伊秩節全開の内容になったわけですが、こちらのほうは後にSPEEDの元メンバーや、同じく沖縄アクターズスクール出身者達によって1999年に相次いでカバーされた曲が多いですよ。
シスターチルドレン (2007-01-10 07:01:03)

■ Re:シスターチルドレンさん
そうそう、HIMは友人が持っていて、2ndのいろいろな楽曲を聴いた覚えがあります。
こういうサンプリングは、「パクリ」とは言わないですよね。美術におけるコラージュと同じようなもの、と考えるとわかりやすいのかなと思ったりします。
はじ(管理人) (2007-01-13 23:42:38)

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淡々とダークな作風は、
2007年も健在の模様。
今回も、決して取り乱すことなく
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今年の自分を振り返ると、
この手のゆったり感のある
心地よいリズムがツボでした。
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前々から薦められていたバンド、
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