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現代ポップス考。(移転しました)

モーニング娘。「Ambitious! 野心的でいいじゃん」
      

Ambitious! 野心的でいいじゃん (通常盤)

アップフロントワークス(ゼティマ)
モーニング娘。, つんく, 湯浅公一, 木村信司, 鈴木俊介

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<耳に残るよう意識して取り入れられている様々な手法>

 さて、もはやメンバーに誰がいるのか、そもそも誰なのかわからないモー娘。です。
 とはいえ、もう9年も続いているということで。モー娘。って「メンバー多数・入れ替えあり」「自覚的なアイドルソング」「内部でユニット編成」「バラエティ番組と親和性が高い」などといった面で、おニャン子クラブと似ているところが多いなあとは前から思っているんですよ。つんくの年齢考えても、影響というかお手本にというかはきっとあるとにらんでいるわけですが…おニャン子クラブって1985年〜1987年の3年間しか活動してないんですね、つい最近まで知りませんでした。それ考えるともう足かけ3倍の月日ですよ。そうでなくても賞味期限切れの早いアイドル業界、これは素直にすごいと思うのです。

 今回はちょっとユーロビートっぽい、テンポの速い一曲。どこか90年代っぽいというか、パラパラっぽいというか。ギャルサー隆盛を視野に入れているんでしょうか…そんなわけないか。
 歌詞は相変わらず、短いフレーズに耳を引く内容がこめられています。『抱きしめてね お互い様なんだから』とか、冷静に考えるとどういうことかよくわかんないんですが、なんか意味深な響きがありますし。ほか、『一人じゃないぜ』という男っぽい口調とか、『夏祭りだけはなんか 出かけたくなる』といういきなり入ってくる独り言っぽいつぶやき、『晴れわたるから』という微妙に正しくはないんだけど違和感はない言い方、この辺りはもうモー娘。スタイルというかつんくスタイルというか、すっかり確立した感があります。

モーニング娘。

コメント(10)| Track back(0) | 2006年09月16日

■ お久しぶりです。お元気ですか?
おにゃん子でアイドルの形が出来て、SPEEDみたいな歌って踊ってそれが上手い本格派があって、それに少し飽きたら、どこにでもいる普通の女の子から視点を変え、誰だって出来る!って要素を植えつけたのかなぁって思います。
SPEEDも短かったですね。なんか最近は旬が過ぎててもトップ的位置に置かれる人が多いような気がします。それってその人に代わる人が出てきていないってことかなとも思います。
硬水 (2006-09-17 07:22:03)

■ Re:硬水さん
どもです。
流行というものは音楽に限らず一回りして戻ってくるものなので、90年代Winkを最後にして不在になっていた「アイドルらしいアイドル」の位置に入ってきたのがモー娘。なんだろうなと。

代わる人がいないっていうのは間違いないところで、そうでなくてもこのところの男性アイドルの隆盛の一方で、女性アイドル市場は超さびれてますしね。
はじ(管理人) (2006-09-17 19:53:56)

■ 女性アイドル界の現状
そうですね。女性アイドル市場のさびれっぷりは男性アイドル界とは比べ物になりませんね。最近秋元康が「AKB48」という女性アイドルグループを結成させましたが、秋葉原にある専用劇場を拠点に活動していると言う自体、初めから首都圏限定のローカルアイドルを狙っていますよね。実際、秋元康自身、「最小公倍数のファンをまずはターゲットにして、そこから人気を広げることを狙っている」などと雑誌などで発言しているくらいだし。SPEEDやモー娘。の曲を聴きながら10代を過ごした僕からすればさびしい限りですよ。ちなみに、僕が最近ジャニーズ系の曲を結構好んで聞いているのは、ただ単に楽曲の良さだけでなく、さびれてしまった女性アイドル界への郷愁もあるような気がします。個人的にはジャニーズ事務所が女性アイドルを手がけるようになったら面白いんじゃないかなあなんて思ったりします。男性アイドルを多数手がけてきたノウハウをもってすれば女性アイドルだっていけそうな気がします。

 モー娘。については今まで何度も解散説が噂されてきましたが、これからも実は解散することは無いのではないかと思います。以前に比べて人気が下がったと言っても、今でもシングルを出せば5万枚くらいは売れているわけですし。それだけの固定ファンがいれば、十分ライブなどの収益が見込めるわけです。仮にモー娘。を解散させて別の女性アイドルを手がけたとして、それが5万枚以上売れる保障はどこにもないわけですから。
シスターチルドレン (2007-01-09 21:42:53)

■ ポストSPEED
 さて、管理人さんはSPEEDが解散した2000年頃に、ポストSPEEDの座を狙ってdream、folder5、y`zfactry、z-1など、3〜5人組程度のダンスアイドルグループが雨後のタケノコのごとく相次いでデビューしたことをご存知でしょうか?
 例えばdream。彼女達の初期メンバー3人はエイベックスが主催した「avex 2000」オーディションで12万人の応募者の中から選ばれて、デビュー当初は「ポストSPEEDの最有力候補」などと注目され、かなりタイアップとかCMとかもかなり流されていましたが、結局ブレイクできませんでしたね。ちなみに、「avex 2000」オーディションの準グランプリが倖田來未で、現モー娘。の藤本美貴も最終選考まで残っていたことを考えると、オーディションのグランプリになったからといって芸能界で成功できるわけではないという世の中の厳しさを感じますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Avex_dream_2000

 女性アイドルグループを売り出すなら、ちょうどモー娘。の全盛期だった2000年ごろよりも、今やったほうがブレイクできる確率はむしろ高いと思うのですが、この時のポストSPEEDを狙ったグループがみんな失敗した経験があるから、ほとんどの事務所は女性アイドルグループを仕掛けようとしないのでしょうね。その点、今AKB48を作った秋元康のほうが計算高いかも。
シスターチルドレン (2007-01-09 22:01:38)

■ Re:シスターチルドレンさん
なんで女性アイドルがウケないんでしょうかねー。男性陣に比べて、バッシングされることがどうも多いような…
アイドルだけでなく、最近は女性が一人称「僕」の歌を歌うことも増えているので、全体的にポップスから「女性」が減っているような感じがしますね。ま、男性の歌も骨太なものは減っているので、中性化が進んでいる、そうすると「少女」よりも「少年」のほうが中性っぽい、ということなのかな…なんて考えたりもしてますが。

今のほうがアイドルは売れそう、というのは感じますね。ようやくポップで楽しめる楽曲で盛り上がる空気ができてきた感じですし。
はじ(管理人) (2007-01-10 00:35:28)

■ 女性アイドル
 決して女性アイドルそのものがいなくなったわけではないでしょう。倖田來未は「エロかっこいい」を売りにする大人向けのアイドルだし、大塚愛は史上初の「アイドルを演じるシンガーソングライター」なのですから。
 そもそも、人気女性アイドルグループ(デュオも含む)の数というのは、1970年代以降で見ても、キャンディーズ、ピンクレディー、おニャン子クラブ、wink、SPEED、モー娘。と数えるくらいしかありません。男性アイドルグループの場合は、やっぱり「男の宝塚」ジャニーズ事務所の存在があるから数が多いのでしょうね。
 
 昨日、ジャニーズ事務所が女性アイドルを手がけるようになったら面白いという話をしました。ジャニーズのノウハウをもってすれば、女性アイドル歌手の最大の弱点である「アイドル寿命の短さ」もなんとか克服してくれそうな気もするし、事務所の政治力をフル活用して国内外の有名・無名問わずいろいろな作家から集めたハイクオリティーな楽曲を作り続けてくれそうだし。
 でも、ジャニーズ事務所の社長は同性愛であると昔からよく言われてきたから(苦笑)、女性アイドルを手がけることは実際にはなさそうな気がしますが、でも社長姉弟はもう70代という年齢だから経営陣も後輩に譲らなければならないだろうし、そうなったら本当にジャニーズが女性アイドルを手がける可能性も出てきそうな気がしますが・・・まあ、これは単なる僕の願望ですね(笑)。
シスターチルドレン (2007-01-10 07:32:47)

■ Re:シスターチルドレンさん
まあもちろん人がいなくなったってわけじゃないですけど、倖田來未なんかは一人称「僕」の曲が多いですし、あとどちらかというと同性に熱烈な支持を受けている印象があるんですよね。浜崎あゆみなんかもそうですが。
aikoもどっちかというと同性向けな気がしますし、そう考えてみると、やっぱり大塚愛の存在は貴重ですね。

ジャニーズですか…どうでしょうねー。なんか同事務所内で女性アイドルが登場すると、言われもなくジャニーズファン女子に総スカンを食いそうな気がしたり。乗り出すとしても、また別に事務所を作ったりとかじゃないかなーと思います。
はじ(管理人) (2007-01-13 23:59:52)

■ ハロプロ勢衰退の理由
 つんくは、平成版おニャン子クラブをモーニング娘。という形で作り出すことに見事成功しました。活動期間は本家おニャン子の約2年半をはるかに上回り、また、モー娘の卒業生や松浦亜弥なども含めたアイドル集団「ハロー!プロジェクト(通称ハロプロ)」を築き上げ、全盛期においては「女版ジャニーズ」と言われた事もありました。しかし、ハロプロ勢はあくまでもつんく一人の才能に頼った「つんくファミリー」でしかなく、つんくが息切れしてくるとハロプロ全体も衰退してしまいましたね。いくら才能のある作曲家でも、ヒット曲を長年にわたって量産し続けることは難しいわけですよ。これはかつての小室ファミリーと同様ですね。
 ただ、小室ファミリーのお蔭で大手レコード会社に急成長したエイベックスは、小室全盛期の頃から作・編曲家の発掘・育成を積極的に進めていて、それが今日まで続くエイベックスの隆盛を支えているわけですね。だから、ハロプロのほうも、つんく全盛期のうちから、若手作曲家の発掘・育成を積極的に進めるべきだったと思いますね。そうなれば女版ジャニーズと言える地位を今日でも維持し続けられたかもしれませんよ。ジャニーズ事務所があれだけの繁栄を誇っているのは、既に指摘されているように、無名・有名、若手・ベテラン、国内外の多くの作家から集めた曲を選びに選び抜いているからであるわけですからね。
シスターチルドレン (2007-01-15 21:27:51)

■ 秋元康がAKB48を仕掛けたわけ
そうそう、ポストモー娘を狙ってAKB48を結成させた作詞家の秋元康ですが、2002年にこんなことを語っていました。
「最近は、宇多田ヒカルさん、MISIAさんに代表されるR&Bが人気で、花に例えると「ひまわり」だとします。今、「ひまわり」が人気があるからといって、ひまわりの種ばかりまくと、1年後に花屋はひまわりだらけになって、値段が下がってしまいます。「ひまわり」が全盛の時に、うまく反動をつかまえて「タンポポ」を植える勇気のある人が勝つんですよね。
 僕は、逆説的なやり方の方が可能性があると思っているんです。みんなが行く野原に野イチゴはもうありませんから。『なんてったってアイドル』も、周りのアイドルがみんなロックっぽいことをやりだした中で反動としてのインパクトがあったのかもしれません。」
http://www.jasrac.or.jp/sakka/vol_3/akimoto_in.html
だとすれば、AKB48も、女性アイドル界が冬の時代に突入したのをうまく見計らって結成したのでしょうかね?そこが、ハロプロ勢全盛期の2000年頃に「ポストSPEED」を狙ったアイドルグループを続々と誕生させて結局失敗に終わらせたレコード会社、芸能事務所との差でしょうね。
シスターチルドレン (2007-01-17 13:12:25)

■ Re:シスターチルドレンさん
秋元康は、いつの時代も社会を挑発するというか、あえて批判が出るような戦略を仕掛ける人だなあと思っていたんですが、なるほど理解できました。

結局のところ、こういう業界はオリジナリティあってのものですからね。流行を追うのであれば、そこにも何か新しく惹きつけるものがないと難しいでしょう。
はじ(管理人) (2007-01-21 16:03:27)

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淡々とダークな作風は、
2007年も健在の模様。
今回も、決して取り乱すことなく
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「to U」のソロ版も入っているけど、
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bonobos
Standing There〜いま、そこに行くよ〜

今年の自分を振り返ると、
この手のゆったり感のある
心地よいリズムがツボでした。
PV丸ごと試聴もあります。
なかなか感動的で後を引く。


メレンゲ
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前々から薦められていたバンド、
PVフル試聴あったので聴いてみました。
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