 | WANT ME,WANT ME
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 安室奈美恵, MICHICO, D.O.I., AKIRA, JUNYA ENDO
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<インパクトあるループサウンドと、流動的な言葉。両方の側面からの挑発と煽動>
下北沢の商店街でこの三味線(?)のイントロが流れたときは、何事かと思いました。ほんとに。いまだにそのときの鮮烈な印象が残っていて、なんともまあ凄いアレンジです。
でも何が凄いって、そのインパクトのでかいアレンジが、ただのインパクト勝負に終わっていないことですね。例のループ三味線といい、『Oh boy,』とか『Ah....hey,』とか、音程が変わらないせいかなんだか野太く感じる掛け声とか、一歩間違えればすごく滑稽になってしまうこんな難しい曲を、実に見事に歌いこなしているんじゃないかと。ちょっとこのバランス感覚にはびっくりですよ。
歌詞も冴えてます。煽情的な内容というのもありますが、それだけではなくて。
『WANT ME,WANT ME はじけ飛ぶ/胸のボタン 焦りすぎて』
このように、明らかに倒置法が使われていますね。最後の「焦りすぎて」の部分は音程が低く、いかにも後から言葉を付け足したような、…言い換えれば順番どおり言葉を並べることができていない、思考回路が錯綜した状態を、うまく表現しています。
あと、「〜する」「〜した」「〜だ」で終わっているフレーズが、まったくありません。これも曲の「途切れなさ感」を演出するのに一役買っていますね。どこかに着地せず、常に動きがあり、落ち着くことがない。詞も曲も、非常に流動的で攻めの姿勢になっています。
安室奈美恵
コメント(0)| Track back(0) | 2005年05月14日
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