もう表紙からして、一般向けじゃあないんですが。ちなみにちょっとめくったはじめのカラーページ部分も、いきなり切腹で首切り落とされるシーンだわ、タイトルコールの見開きでは男が二人裸で刀持って血噴出して腹から臓物出しているすさまじい絵だわで、やばいことになっています。
でもこれ、めちゃくちゃ面白いです。マジで。血沸き肉踊るって言葉がぴったりの、熱くて容赦なくて息が詰まる漫画。
題材である「駿河城御前試合」からして、すさまじい。十一組二十二人の真剣勝負、そのうち生き残ったものはたった六人という血まみれの史実。これだけでもうドキドキなのに、しょっぱなの試合から物凄い剣士が出てきて。んで、いきなり因縁の過去編に飛ぶのですが、ただの回想と説明でなくこちもテンション下がらずずっと緊迫感があるので、気になりません。おそらく実際の勝負は、一瞬で決まってしまうんでしょうし。
作者、コアなファンを持つ独自路線の人だってことはずっと知ってましたが、その濃さにいまいち今まで手が出ませんでした。でもこの作品は原作ありということもあって、濃さがとてもいい方向に向いています。
え、二巻も出てるのか。買わなきゃ。
山口貴由
シグルイ
コメント(0)| Track back(0) | 2004年09月02日
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