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現代ポップス考。(移転しました)

敏感少年隊「サウンドオブ下北沢」
      

サウンドオブ下北沢

インディペンデントレーベル
敏感少年隊

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<二人街をぶらつくなんでもない日々が、変わっていってしまう切なさ>

 元GOING STEADY・銀杏BOYZボーカリストの峯田和伸が中心となる企画ユニット。銀杏BOYZギターのチン中村と、一般募集で集めた女性4名で構成されています。
 こちら、下北沢再開発を見直そうという活動を音楽業界からアプローチしているプロジェクト「The Sound of Simokitazawa」の中で生まれたユニットであり歌なんですね。それで、シモキタを大きくフィーチャーした内容になっています。

 ゆったりした、字余りめの語りでできているフォーク調。音はギターにピアノ、リコーダーとピアニカと、とっても素朴な雰囲気。峯田の自宅でわいわいと録音したものということで、本格的ではなく雑音も多く入っていますが、それでこそ曲の気だるさ、のんびり感、なんでもない日常の雰囲気が出ているなあと。
 『下北沢に住んでいる可愛いあの娘に会いに行こう』とあるとおり、シモキタの街並みを二人でぶらぶらする、といった内容になっています。下北沢在住の身としては、ニヤリとさせられる部分もちらほら。『夜になったらDORAMAに行こうぜ』とか、DORAMAというのは街の至るところにある中古ショップのこと。隣り合っているところもあるけどだいたい6店舗くらいあるのかな。『ヴィレバン』はもちろんヴィレッジヴァンガード。寄るとだいたい何か衝動買いしてしまうのでウカツに行けません。『一番街』は北口の商店街。通りには銭湯もある昔ながらの街並みです。

 『下北沢が変わってしまう』という、運動にリンクするフレーズも入っていますが、それは曲中では、下北沢に住んでいた「あの娘」が引っ越してしまうから。いつまでも続くような楽しい普通の日々がある日途切れてしまう、静かな切なさが漂ってきます。

 反対運動の中から生まれた曲ですが、明確な反対メッセージではないです。「あの娘」という間接的なクッションを置いて、変わりゆく街に寂しさを覚えてはいますが、それ以上の強い問題提起は含まれていない。『祇園精舎の鐘の音』と平家物語の一節を引用しているなどは、変わり行くことを「受け入れた」上での寂しさなんじゃないかなとも思いますし。上記「The Sound of Simokitazawa」にあるインタビューを読んでみても、積極的に反対を煽るつもりではないということなので。
 ま、興味がある人出た人は、「Save the 下北沢」のサイトも参照してみてはいかがでしょうか。

敏感少年隊
峯田和伸
銀杏BOYZ

コメント(2)| Track back(0) | 2006年12月31日

■ はじめまして
>『祇園精舎の鐘の音』と平家物語の一節を引用しているなどは、変わり行くことを「受け入れた」上での寂しさなんじゃないかなとも思いますし。

鋭いですね♪

心を打つものがありますよね。

これからもたまにお邪魔致します。
よろしくお願いいたします♪
井上秀二 (2007-01-09 21:01:24)

■ Re:井上秀二さん
コメント&トラックバックありがとうございました〜。特にトラバ先の記事、興味深く拝見させていただきました。
「ヘンな歌」の空気感については触れようと思いつつも上手い言葉が見つからなかったのですが、ああいう文脈の中で取り上げるとわかりやすいですね。
はじ(管理人) (2007-01-10 00:16:19)

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柴田淳
HIROMI

淡々とダークな作風は、
2007年も健在の模様。
今回も、決して取り乱すことなく
ドロドロの本音を聴かせてくれます。


salyu
TERMINAL

作詞に一青窈 が加わったことで、
透明な世界に徹した1stよりも
輪郭が濃くなった印象の2nd。
「to U」のソロ版も入っているけど、
あんまり必要なかったかも…?


bonobos
Standing There〜いま、そこに行くよ〜

今年の自分を振り返ると、
この手のゆったり感のある
心地よいリズムがツボでした。
PV丸ごと試聴もあります。
なかなか感動的で後を引く。


メレンゲ
underworld

前々から薦められていたバンド、
PVフル試聴あったので聴いてみました。
雰囲気、かなーり好きな感じ。
映画タイアップの関係もあってか、
田中麗奈使いすぎな感じだけど、
それだけ押したいのもわかるかも。


あずまきよひこ
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読んでいるとほっとする上に
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