イントロのピアノとの絡みも、それからガラリと落ち着いたテンポのバンドサウンドに入ってからも、ストリングスの響きが印象的なミディアムバラード。
タン 、タ タ、タン、タ タの、頭拍に沿ったメロディラインは重みがあります。R&Bとかだと拍は崩してこそ味が出るものですが、どっしりしたリズムでこそ表現できることもあるわけで。コードを階段状に昇り降りする旋律はそれ自体好まれやすいものですし、たまにサビ前の『花びら』とか、サビ最後の『君はいないよ』では半音混じりで、リズムが崩れる箇所にインパクトを持たせることができます。
正直言って、どこかで何度も聴いたような箇所がいろいろとありますが…どうしてもこの種の作りってある程度似てきちゃうんですよね。だからその分、上に挙げた「崩れる箇所」が印象深く聴こえるのかもしれません。
詞に関しては、かなりビジュアル系の香りが漂っています。生活臭を排し、美しいイメージだけを言葉に使って並べたフレーズ。特に『堕ちた花びら』『あの頃へ還れない』『散り逝くと知る』など、字を当てている辺りは、いかにもな手法。
それでも、こうした「ベタベタな洗練されてるっぽさ」てのは、形はどうあれ、日本人の好むものです。ジャンヌダルクの曲がどれもポップだと言われるのは、その辺りをちゃんと押さえているからなのかもしれません。
Janne Da Arc
コメント(0)| Track back(0) | 2005年03月01日
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