 | Wings of Words (機動戦士ガンダム SEED DESTINY OPテーマ)
DefSTAR RECORDS CHEMISTRY, 森雪之丞, 谷口尚久, T.Sims, G.Kennedy, W.Kirkpatrick, nao’ymt
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<いつものナチュラルなスタンスに、どこか芝居がかったスパイスが>
基本的にこの人たちは毎回高水準を保っていて、すっかり軸がブレない安定感を誇っているので、さてどう書いたものかというところです。
今回はなぜかなぜかガンダムSEEDのテーマになっているとのことで、それは確かにかなりびっくりなんですが、曲はいつものケミですよね。堂に入ったハーモニーで、メロディラインも伴奏も共にそれぞれリズムが凝っていて、コードも深めの響きで…という。
基本的に彼らは、日本伝統の歌謡曲的なドロドロさのない、かつR&Bを基調としつつも特定のジャンルに偏らない、さっぱり聴ける洗練されたものです。そして歌う詞も、うじうじ悩んだり視界が狭まったりしない、常にある程度の余裕があるナチュラリスト路線。
Rie fu「I Wanna Go To A Place..」のときにも書きましたが(この曲もガンダム関連でしたね)こういうアクのない曲がヒットチャートに安定して入っているというのは、実は凄いことで。それだけ今の時代は、受け入れる音楽を選ばない感性の多様化が進んでいるんだ、と言えそうです。
ただ今回のこの曲は、アニメ主題歌ということを意識しているのか、それとも森雪乃丞だからなのか、やや演出が多めです。たとえば『悲観論者(ペシミスト)』とか『君が囁いてた信号(シグナル)』とか、そういう言葉遣い。全体的に、ちょっとした美学が感じられる言い回しが多いように感じます。さらにそれを盛り上げようと、歌にガンガン絡んでくるストリングス。これも普段のケミの曲よりも、「感動させよう」的な主張が強いような気がします。
しかし『泣いてる顔も綺麗でアセるよ』って、うまいなあ。さすがベテラン作詞家というかなんというか。
CHEMISTRY
コメント(2)| Track back(0) | 2005年09月29日
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