 | THE マンパワー!!! (初回生産限定盤)
モーニング娘。, つんく, 松原憲, 鈴木俊介
アップフロントワークス(ゼティマ)
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飯田圭織のラストシングル、そして楽天イーグルスの公式応援歌ということですが、こりゃまた奇っ怪な歌ができましたね。
どこか昔のゲームミュージックを思わせる単純な電子低音がとにかくインパクトあるわけですが、これはIT企業である楽天をイメージしてのものなのでしょうか。あえて野球応援歌っぽくなくすることで、新規参入の新風を、とか、そういうことなのでしょうか。実際に応援で使うには、演奏面でかなり難しいものがあると思いますが。
そういう打ち込みまくりのアレンジに、やはり機械的なコーラスが乗っていますが、そこに絡むように「演歌のコブシ」的な歌い上げボーカルが混ざっていて。また、歌詞のほうは『ものごっつい』『やらなきゃだね』などなど、非常に口語的な言い回しを多用しつつ、いつもの『地球』とか『ホモサピエンス』とか、「国民的アイドルの義務」的な、大きな枠でまとめようとする前向きさ。そして、コードはDm→B♭(7)→Gm(7)→A(7)とまあオーソドックスの範疇に入り、特にDm調でAを使うことで、かなり歌謡曲的な雰囲気が醸し出されてまして。メロディラインの端々にも、「つんく節」とでも呼ぶべき歌謡曲っぽさが散見されます。
つまり、デジタルな音作りのインパクトがありますが、実際のところは「マンパワー」、人間的な方向性が重要視されていると言うことができるでしょう。奇妙なアレンジは、楽天が関係あるのかどうかはともかく、「人の力」を『マンパワー』、「人間」を『ホモサピエンス』と言い換えて歌っているのと同じ、わざと「ハズして」表現しているのだと思われます。
「ハズす」、実験的な曲を作るのは、特に最近マンネリ化してきているモー娘。にはいいことだと思いますが、世間的にもかなりハズしているような気がしないでもありません。
個人的には、このアレンジそれ自体はなかなか面白いと思うのですが、つんく的な歌謡曲ノリがどうもうまく混ざっていない印象を受けます。ちょっと気持ち悪い。
「曲だけなら」すばらしい出来だった「浪漫〜MY DEAR BOY〜」のように、完全にサイバー路線に徹してもよかったんじゃないかなと。
まあ何にせよ、つんくはまだまだ遊ぶ気あるみたいなので、もうちょっとハズさない面白い曲を次に期待しましょうか。
モーニング娘。
コメント(0)| Track back(0) | 2005年02月20日
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