最近めきめきと頭角を現している三人組バンド。いろんなところで取り上げられているので、期待もあり、また「なんとなくこういう感じなのかなー」という漠然としたイメージもできていたんですが、実際に聴いてみると、「思っていたよりキレイだなー」という印象です。
いや、あの、もっとすごく暑苦しい音楽を想像していたんですよ。まあ実際にかなり暑苦しい、人生振り絞って音楽やってますって熱気はムンムンしてるんですけど、それだけじゃないところがあって。たとえばGOING STEADYとか、今は銀杏BOYZでしたっけ、ああいう人たちって、スゲーなーとは思いつつちょっと苦手でして。
サンボマスターも噂聞くぶんには似たようなのかなーと思ってましたが、またちょっと違いますね。歌いっぷりとかが熱に満ちている一方、どこかで涼しい風も吹いている、というか。
自分がそう感じる理由を探ってみると、まず言えるのは、メロディラインの流れやコードの決め方がなかなか哀愁が漂っているところ。力こもってるわりに、力押しって感じではないですね。
それと外せないのが、詞の語法。『それでも僕等シンプルな想いを伝えたいだけなの』『揺れる想いは強い渦になって 溶け合うのよ』などなど、語尾にどうしても目が行きます。他の曲でもやっぱり、「〜の」「〜なの」「〜のよ」って言い方がでてくるようで、これは大きな特徴と言えます。
たとえば「〜だ」「〜なんだ」とかって言うよりも、ちょっと抑揚がつくんですよね。上に引用した箇所とか、「伝えたいだけなんだ」とか「溶け合うんだ」ってすると、まったく印象変わってきますよね?真っ直ぐではあるけど、ちょっと弱い気がしません?
「〜なの」「〜のよ」って言い方は、あんまりかっこ良くはないぶん、普通よりも情念が込められる言い回しですね。必死な感じがするというか。で、この言い方がちょうど彼らのスタイルに合っているんじゃないかなあと思いました。
2ndアルバムのタイトルは「サンボマスターは君に語りかける」ですが、ほんとに語りたがってるさまが、演奏や歌い方だけでなく、詞からもにじみ出てきています。
しかし、これアニメ「NARUTO-ナルト-」オープニングテーマですか。熱さやスピード感はわかりますけど、このクセの強烈なボーカルだと、曲に合わせる映像に注意が向けられないんじゃないんでしょうか、視聴者は。
サンボマスター
コメント(2)| Track back(0) | 2005年01月24日
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