 | 春のかたみ
ERJ
元ちとせ, 松任谷由実, 松任谷正隆, HUSSY_R, 間宮工, Mark Edward Cascian Nevin
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<ひとときの儚い春の美しさと、永遠へと響き続ける想い>
松任谷由美の作詞作曲、松任谷正隆編曲というユーミン夫妻コンビ提供の楽曲。異色の組み合わせだなーと思ったもんですが、でも全然フツーに元ちとせサウンドになっててびっくり。彼女の声がやっぱり島唄全開なのでそれに引っ張られているというのも当然あるわけですが、でもちゃんと和な雰囲気に楽曲自体が作られているからだなあと。メロディラインとか、「春よ、来い」と似た手法でできているっぽいですし。
明確なサビを持たない形式で、中心となる8小節のメロディがほとんどを占めています。その大部分が『あなただけを想う』という言葉で締められていて、よくあるフレーズだけど歌唱力と繰り返し効果によって深みが出ていますね。
タイトルにもある「かたみ」とは、『いちばん綺麗な私を/あなただけに、あなただけに/とどめたいと思う』とあるように、過ぎ去る儚い春の季節に、春に彩られた自分の姿を「あなた」の記憶に残しておきたい、というような心情が込められているようです。『あなたの胸にこの身を任せ/私は死んでいこう』というのも、「春の儚さ」に「人の命の儚さ」あるいは「ひとときの美しさ」を映そうとしているんだなあと。
そんな儚い春ですが、何度も「あなただけを想う」と繰り返されていることもあり、「永遠」もまた同時に感じさせるます。たとえ春が過ぎても、肉体が滅んでも、『あなたを想う声』だけはいつまでもいつまでも世界に響いていくんじゃないか…という気にさせられる、そんな歌です。
元ちとせ
コメント(0)| Track back(0) | 2006年05月26日
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