 | Wish/Starless Night
OLIVIA inspi’REIRA(TRAPNEST), OLIVIA , Chazne , rui , kansei
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<両面を歌うことで、違った一面を表に引き出す>
大ヒット漫画「NANA」の、映画版ではなく、アニメ版の第2期オープニング/エンディング楽曲が一枚に納められているのがこのシングル。
第1期はオープニングがANNA inspi' NANA「rose」で、OLIVIA inspi' REIRAはエンディング「a little pain」のみでした。で、第2期が両方ともREILA、第3期が両方ともANNA inspi' NANAになるという仕組みです。
この利点は二つ。まず、一枚にOPとED両方が収録されているので、ファンにとっては2枚買うよりもお得だということ。そして、映画版を演じて歌っている伊藤由奈も含めて、REILAはすっかりバラードばっかりというイメージがついてしまっています。作中では決してそれだけではないはずなんですが、NANA側との対比で今までどうしてもそうなってきてしまっていたわけで。でも今回、OPである「Wish」で、ようやくハイテンポな楽曲が表に出せたんですね。
その「Wish」ですが、なかなかトリッキーな一曲に仕上がっています。ヘビーなイントロから始まり、シンコペーションを多用した後ノリなメロディラインが展開。と思ったら急に前ノリに戻ったり。またAメロ・Bメロ・サビとほとんど間がなく展開が切り替わっていくので、かなり目まぐるしい印象も受けました。歌いこなすのはなかなかハードなのではないかなと。
歌詞の内容としては、『あなたの目に住む天使がささやく/すべてが今始まると』とあるように、「あなた」との出会いで世界が変わった、そのドラマティックな瞬間の感覚を表現しているのでしょう。『この声を翔ばせ/ふるえる星を突き抜けて』というような壮大なフレーズは、曲に広がりをもたらすのと同時に、「歌姫」であるREILAのポジション/イメージにもかぶせているのかもしれません。
対して「Starless Night」はバラード。お馴染み…と言えども、サビなどは重たいバンドサウンドが基調になっている点が重要。ストリングスやピアノをメインにするわけではないんですね。ここもちょっと原作を意識しているのかなーと思うところ。映画を観ていなくて曲しか知らない人の中には、ヘタするとREILAってソロボーカリストだと思っている人もいるかもしれませんし…TRAPNESTというバンドなんだ!みたいな主張が暗にあるような気が。
星のない夜であっても、『You are my shining star』だから進んでいける。そんな、「あなた」への信頼と想いを伝えようとする歌、でしょうか。何かといい文脈で持ち出されがちな「空」を否定的にとらえ、それよりも隣にいる存在の確かさ、重要さを強調しているわけですね。なんとなくのイメージで作っているわけじゃない、なかなかこだわりのあるアプローチだなあと。
OLIVIA inspi' REIRA
NANA
OLIVIA
コメント(0)| Track back(0) | 2007年01月13日
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