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今までにないくらいの濃さです。密度が高い、ぎゅっと詰まっているというよりは、聴いているともうどろどろと溢れ流れているくらいに歌がこもってます。ピアノの音の過剰なウェットさもかなり影響しているんでしょう。構成的にはメロとサビの二パターンしかないのに、少しも単調に聴こえてきません。むしろ反復の効果で、ボルテージがどんどん高まっていくというか。
で、詞も、またこれがうまいんだ。浸りつつきちんとした客観的な距離感があり、で深読みもできるこのバランス。隅をつつけば欠点もなくはないけど、声がいいんでそんな些細なことはどうでもよしです。
と、ベタ誉めはしたものの、あんまり曲全体の内容の情報量がボリュームありすぎて、聴いていて疲れてしまうってのが、ちょっと辛い。
ポップミュージックってのは、もっと楽に楽しめるものでないとなあ。ポップスを超えたとも言えるけど、聴くのに体力の要る歌は敬遠してしまうのです。ジュディマリ、ブランキー、aiko、ナンバガなんかもそうでして。おっそろしく個人的な理由かつ個人的な感じ方ですが。
宇多田ヒカル
コメント(2)| Track back(0) | 2004年05月07日
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