 | 振り向けば… / Destination
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ ジャンヌダルク, yasu, kiyo
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<現実に即した卒業という題材を選ぶ、ロックバンドらしからぬポップ志向>
昨年「月光花」がスマッシュヒットし、年間シングル売り上げ22位にランクインしたジャンヌダルク。カテゴライズするとビジュアル系として出てきた記憶がありますが、あんまりそういう曲は作らなくて、割とどの曲もポップなんですよね。今回なんか川嶋あい「旅立ちの日に・・・」を思い出しちゃうくらいの、真正面からの卒業ソングですし。
ビジュアル系に限らず、バンドって、こういう現実感のある歌ってあんまり作らない傾向があると思うのですよ。卒業っていうテーマがまず稀だし、『最後の制服』とか『広いグラウンド』とか、具体的なのって、珍しい。他にGLAYぐらいしか思いつかない。
どっちかというと、空想的な世界を作ったり、抽象的なことを語ったり、非日常空間を作ろうとするんですよね、バンドの方々って。「カッコよさ」を追求したいって衝動があって、そうするとリアルな内容よりも非リアルな内容のほうがカッコよくしやすいわけです。
そういう意味で、ジャンヌはロックというよりも、ポップスの文法で曲を作っているし、そういう志向があるように感じます。やけにエロい曲とか作るのも、パフォーマンス精神が旺盛だからなのかな、みたいな。
真っ当なバラードなんで、詞へのツッコミどころがありません。卒業と同時に発生する二人の「別れ」を描いている中、ラストが『振り向けば君がいて また何気なく…』と、出だしと同じ言葉で入り途中までで終わっているのが、なかなかうまいなあと。そこにはもう「君」はいない、あるいは思い出になっていく「君」の幻だけがある…みたいなことを、語らずして想起させるわけですね。
あと、『ずっと覚えてて下さい また思い出して下さい』と、急に言葉遣いが丁寧になるのって、なんでこう揺さぶられるものがあるんでしょうね。呼びかけるところだけ、ですます調になったりするのとか、最近けっこう見かけるような気がします。他とのギャップがいいんでしょうか、やっぱり。
Janne Da Arc
コメント(0)| Track back(0) | 2006年04月20日
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