 | a little pain
カッティング・エッジ OLIVIA inspi’ REIRA(TRAPNEST), OLIVIA, Masumi Kawamura, Tomoji Sogawa, SPACE CRITTER, Jeffrey Lufkin
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<今も続いている想いは、今よりも過去のひとときに向けられる>
昨年映画化され大ヒットした少女漫画「NANA」が、今年になってアニメ化され放映。そちらのエンディングテーマがこの曲。作中の主要キャラ芹澤レイラが所属するバンドTRAPNESTの曲、という位置づけになっています。
少々ややこしいのですが、まず映画版ではレイラ役を演じた伊藤由奈が役名でREIRA starring YUNA ITO「ENDLESS STORY」を歌っていましたが、アニメ版には彼女はなんの関わりもありません。
また、芹澤レイラ役の声優は平野綾という方ですが、この人がこの曲を歌っているわけでもありません。「歌唱キャスト」として、OLIVIAという方がOLIVIA inspi' REIRAという名義でリリースしています。
つまりまとめると、アニメ版は映画版とはつながりがなく、普通の劇中での声と歌部分をそれぞれ分担させているわけですね。
曲のほうは、エンディングテーマらしい、また「歌姫」らしい盛り上がりあるバラード。原作では別にバラードが売りってわけではなかったような…というのは「ENDLESS STORY」のときにもちょっと思いましたが、まあでもNANA側とわかりやすく対比させるには仕方ないのかなと。
こちらもまたかつての恋人を想う歌ではありますが、ちょっと様子が違うようです。『ずっと心は 手を広げて守ってる/あの頃の君が 振り返るまで』とあるように、やはり忘れられない想いはあるものの、どうにもならないほど狂おしい気持ちというわけではなくて、少し落ち着いた「待ち」の姿勢があるなあと。
そして、『手を伸ばせば 触れるのに/君は遠い それは 思い出の中のこと』という一文。「触れる」というのがちょっと気になります。思い出というにはまだ生々しくイメージすることができるという意味なのか、それとも「別れたけど今も傍にいる」という微妙な関係なのか。一見すると後者っぽい感じがしますが、『Travel in silence』という語が前にあるところを考えると、沈黙の旅=独りでの回想?という想像ができるので、前者なのかなあという気もします。
どちらにせよ、『あの頃の君が 振り返るまで』というように、今ヨリを戻したいっていうよりも、現時点というよりも、過去の幸せだった期間に時間を戻したい、というような懐古的な方向性が感じられます。
OLIVIA inspi’ REIRA
NANA
OLIVIA
コメント(0)| Track back(0) | 2006年09月18日
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