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SAYAKA「水色」
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松田聖子の長女って話題性のわりに、どうも最近は地味な活動のような。あんまり母親の名前出したくないんですかね。
さて、曲は当たり障りのないさわやかめ透明な清純派アイドル路線・・・にしてはなんかちょっと微妙に、でも確かに、どこか暗いです。
曲はday after tomorrowの北野正人ということで、確かにあそこの叙情系路線に共通するものがあるってのがひとつ。ちょっと変則的に2/4を混ぜてみたり、メロディラインもやや冒険しているのがひとつ。そのわりに/そのせいか、サビがいまいち盛り上がらないのがひとつ。転調してキー上げるのとか、この手のタイプの方ならやりそうなとこなんですが。全体的に、キャッチーさが足りない感じです。
詞もねえ。救いがないんですよこれ。一途な君への想いが綴られてるんですが、『かかげた夢の跡 絶えずひきずっていても』『遠ざかるあの空に、手が届かない』『どうか叩き壊して』とちょっと鬼束ちひろっぽかったりするし、全体を通して泣きが入っているし、すごく報われなさそうな感じがぷんぷんします。最後には妄想に逃げ込んでいるみたいですし。暗い、暗いよ!いや、個人的にはこういうドロドロと暗いの好きなんですけど、彼女の方向性はこんなさわやかじゃない感じでいいのか。心配になります。これ本人作詞なんですけど、よくOK出たよなあ。
出来の話をすると、女性素人にありがちな傾向で言葉がだいぶとっ散らかっているんですけど、『晴れすぎた朝』なんてフレーズはおっ、と思いますし(しかしこれも暗い視線だよな・・・)ちゃんと考えている印象があるんで、そんなにけなしたくないです。まだ考えた表現が空回りしている部分がありますが(句読点や「・・・」を過剰に使ったりしてるのとか)、やり方さえ飲み込めれば、もっとよくなるんじゃないかな。
これで詞が上達して、でもなお暗いままだったら、きっとそれは彼女自身がどこか本質的に歪んでるんでしょう。今のレベルでは、鬼束ちひろが好きだからとか、別に暗くするつもりなかったのに「書いていたらこうなっちゃった」とか、ってな可能性もじゅうぶん考えられるんで、なんとも言えませんが。
や、今回よりもっと明るいアイドルポップに乗って、よくできた暗い病的な詞を歌ったりするのとか、想像するとかなり狂っていて面白そうですし、期待します。はい。
SAYAKA
コメント(2)| Track back(0) | 2004年10月23日
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ソニン「ジグソーパズル」
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 | ジグソーパズル
ソニン, THETA, 高橋諭一, 尾崎豊, 李承稿, 野村義男
ハーモニープロモーション
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すっかりスレちゃったよなあ頑張ってほしいもんだ、とか、なんか境遇で売っていてあざといよなあ、とか、それぞれいろいろご意見はあると思います。が、この曲、普通に怖いです。アップテンポでシニカルな内容を歌っているわけですが、普通だったらいくら皮肉を利かせても一応「希望」めいたものを入れておくのがお約束なんですけど、この歌にはそれがないのです。それこそ、一ピースも。
タイトルの「ジグソーパズル」を人生に重ねているわけですが、「ピースをはめ込んで完成させていく」のではなく、誰もが『どこかで失くしたピースを外したまま生きる』と、欠けていく方向で描いているって時点でまず暗い。で、例えば今のミスチルならば、そこからきっと「欠けたものは戻ってこないけどきっと代わりになるものがあるはずでそれを探しに行こう」という感じにまとめるんでしょうけれど(っていうかそんな曲が実際にあったような気がする)、そういう要素もまったくないです。
さらに、『愛にすがって、夢にすがって、/繰り返し希望見出して』とあって、これで「思い通りにならないことが多いけど、それでも生きていくしかないんだ」というこの手のお定まりの結論に着地するかと思いきや直後に『失望を手に入れるんだ』ですしね。浮上する可能性を示唆することすらされてません。まさに泥沼。
つんくも、悲惨な境遇に乗じてはいましたけど、でももっと茶化すような方向でやってきてたんですよね。それはそれで道化みたいで悲劇的だったんですけど、ひとり立ちし始めたら今度は笑いもない世界になっちゃって、さて彼女はどこへ行くんでしょうか。心配です。不安というより心配。
ところでソニンは、巻き舌とかこぶしを、ちょっと勘違いしている気がします。それはむしろ独特の味になっている気がしなくもないんですけどね。早口でまくしたてるところとか、ちょっとだけ日本語から浮いた感じなのとかも、言葉を聴き取りやすくしてくれてますし。
ソニン
コメント(0)| Track back(0) | 2004年10月11日
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Sowelu「I Will」
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 | I Will... (CCCD)
Sowelu, Shoko Fujibayashi, 千家和也, Toshinobu Kubota
DefSTAR RECORDS
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気だるいR&Bかと思ったら、途中でビートの密度が上がり、サビはかなりアップテンポで疾走感ある曲調にガラリと変わります。個人的にはメロ部分の、落ち着いた雰囲気と割と特殊なコード進行の響きがいいなあと思って聴いていたんで、サビでポップになりすぎるのはちょっとなあ、と思ってしまうんですけど、盛り上がっていくのが好きな方にはいい構成だと感じられるでしょう。それに、アニメ「鋼の錬金術師」エンディングテーマというタイアップがあることを考えると、こうしたドラマティックな構成をとるのはよい判断だと言えると思います。
詞は「失恋したけど立ち直らなきゃ」というまさに気だるいメロ→盛り上がるサビという構成を反映させた内容になってます。
たとえばサビ始まり後の導入部の『そう、同じ気持ち感じてた/消去したメモリー 見つめてた』なんていうのは、描写も秀逸ですし、はじめの二行で「失恋」をきっちり暗示させるなど、実にうまい書き方をしてます。藤林聖子というプロの作詞家の仕事のようで、こういう点をさらりとさりげなく書けるのは、やっぱりその道のプロだなあと。
最近は「自ら詞を書ける」ことがアーティストとしてのステータスのひとつのようになっていて、どんどん歌い手本人に自作させる向きがあるようですが、上の二行なんかはやっぱり素人ではちょっと書けないと思います。それはあくまでも「巧さ」であって、多少つたなくても本人作詞のほうが実感がこもっているとか独特のセンスがあるとか、そういう良さのほうが好まれがちですけど、テクニックある詞もいいもんですよ。
作詞家の書いた詞は決して感情任せではなく、一見はそう思えなくてもきちんと聴き手を考えて練り上げてあるので、その辺歌詞カードとか見て探ってみるのも、けっこう面白いですよ。
Sowelu
コメント(0)| Track back(0) | 2004年09月29日
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島谷ひとみ「ANGELUS」
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 | ANGELUS/Z!Z!Z!-Zip!Zap!Zipangu!-(CCCD)
島谷ひとみ, BOUNCEBACK, 前嶋康明, 上田起士, コモリタミノル
エイベックス・ディストリビューション
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熱くて激しい曲です。こういう情熱的な曲とゆったり穏やかな曲を交互に出して幅を出しているわけですが、どっちにしろなんとなく最先端のポップスではない感が漂ってくるのはどうしてなのでしょうか。歌はうまいと思いますし、ダサい、ってわけでもないんですけど。演歌出身だからなのか。うーん。
さて、ラテンっぽさ全開で情熱的な今作ですけど、単に個人の、一対一の愛が燃え上がっているのももちろんあるんですけど、それにとどまらない。『あなたが変わり 世界が変わる』とあるように、壮大に広がっていきます。『空にはヒカリ 大地に水を/その心に 強さを』、こういうスケールの大きさを自分のものにして扱えるのは、やっぱりすごいことなのかなと。
そうか、なんとなく現在ではない郷愁があったり、壮大なものを歌っていられるというのは、彼女の歌に母性的なものがあるからなのかもしれないですね。うん。
島谷ひとみ
コメント(0)| Track back(0) | 2004年09月09日
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柴咲コウ「かたち あるもの」
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 | かたち あるもの
柴咲コウ, 山本成美, 華原大輔, 市川淳, 松井五郎, CHOKKAKU
ユニバーサルJ
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女優と歌手の二つの顔、といいつつ片方ではまったく芽が出ないというのはよくあるパターンですが、女優上がりの方の場合、「出演していないドラマ・映画の主題歌を歌う」というのは、歌手としてもきちんと認められた証になるのではないかと。
そこへ行くと柴咲コウは、もうなんか日本中を巻き込むヒットになった「世界の中心で、愛を叫ぶ」の映画版ではキャスト、ドラマ版ではこの主題歌と、まさに両方に両面で大活躍ですね。両業成立の契機になった「月のしずく」は、出演映画の役名でのリリースというあからさまな抱き合わせだったわけで、非常にわかりやすく伸びているなあと。
前回も書きましたが、「本格派っぽいけど肩が凝らない」という点が親しまれるポイントになっていると思います。不思議系入ってるけど、それをあからさまには売りにしないとこもあると思いますが。とにかく、ストリングスがガリガリきいてるこの曲とかをMISIAあたりが歌ったら、っていうかメロディラインとかすごくMISIA的な曲なんですけど、いい出来にはなるでしょうが、たぶん一曲通すと疲れちゃうと思うんですね。でも柴咲だと、盛り上がるけどすっと聴けると。これは案外強みになってるはずです。
アクがないのはつまり淡白だということでもあるんですが、その点は女優としての知名度やイメージでもカバーできるし、また「ちょっとミステリアス」さも漂わせることで味がつきます。今回本人作詞ですが、はじめに『鈍色の月』なんて単語を持ってくるあたり、自分に求められるものをわかっているなあと。
柴咲コウ
コメント(0)| Track back(0) | 2004年09月06日
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ZONE「glory colors〜風のトビラ〜」
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 | glory colors~風のトビラ~(CCCD)
ZONE, 渡辺なつみ, 渡辺未来, 山原一浩, 町田紀彦
ソニーミュージックエンタテインメント
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これまでのシングル曲はほとんど町田紀彦という人が手がけているんですが、今回は別の方。でも、わりと大人っぽい声で、切ない曲を歌わせるっていう方向性は変わっていません。あんまりにも変わらなさすぎて、とりたてて書くことがなく困ってしまうくらい。
強いて言えば、やっぱり女性の作詞らしいひたむきな感性があるかなと。こういう、歌い手が少女の歌を男性が書くと、どうしても外側から見る視線になってしまい、さらに外側からの視点を意識した、媚のような要素が入ってくるものなので。その点、今回は等身大で、内側から見つめる視線で書かれている感があります。女性ウケがいいんじゃないですかね、今回は。
たまーに音程がズレて聴こえるのが気になります。上手い下手というよりは、そういうとこ目立ちやすい声なんでしょうね。
ZONE
コメント(0)| Track back(0) | 2004年09月02日
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SHAKALABBITS「GO」
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 | GO☆SKIP IT(CCCD)
SHAKALABBITS, UKI, Hajime Okano
アンリミテッドグループ
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えーっと、シングル初登場7位とかなり売れてきているわけですが、この人たちはまだインディーズ扱いなんでしょうか。なんかよくわかんないんですよね、もうメジャーとインディーズの垣根って。
個人的には、二年前に175R(当時インディーズ)と居酒屋で出会って意気投合したとかなんとかで、「STAND BY YOU!!」って曲を共同で作って歌ってたのを聴いたのが初めでしょうか。あの曲好きだったんですよね。その後の175Rのライトなノリを見ていると、あの曲の太いギターとかのヘビーな部分はこっちのものだったんだなあと思ったり。
疾走し重厚感ある音とパワーある女声ボーカルということで、90年代学生やっていた者としてはやはりどうしてもJUDY AND MARYを思い出してしまいます。歌詞とか読んでも、間違いなく少なからぬ影響は受けていると思うんですけどね。まあ、さらに元をたどればレベッカになるんでしょうけど。
『どんな色も カラフルになって』とありますが、色彩感はジュディマリには勝ててないかな。その分、シャカラビはストレートさ、一本芯の突き抜けたところがあるかと。初期ジュディマリの標榜していた「ロリータパンク」なる方向性もあんまり感じられませんし。や、もちろんハードなノリに甘い声っていうこのアンバランス感は基調にありますけど、決して誘惑、扇情的ではなく、倒錯したフェチズムっぽい臭いはないです。まっすぐ歌っている。これはきっと時代性もあるんだろうなあ。
また、シャカラビ独自の要素として、スカを取り入れているってのがあります。プロフが笑えるオフィシャルによると、バンド名には「SKA Love it」という意味も含まれているようですから、けっこうバンドの基本にある形式なんでしょう。このズチャズチャって前のめりに進んでいくリズムは、やっぱり、直球勝負!ってな方向性を補強してますね。
この曲、実はライバルに片思いの人を取られちゃう歌なんですね。全力で落としにかかって、でも負けてしまって、全力でショック受けて。それでも止まらない勢いがあって、非常にパワフルで圧倒されます。
コメント(0)| Track back(0) | 2004年08月22日
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酒井法子「天下無敵の愛」
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タイトルがこれで、内容はもう誰もやらないようなバリバリのアイドルポップスで、おいおい年を考えてくださいなと思ったら、これ、母から子への親子愛の歌なわけですね。なるほど、どうりで『なのに なのに 今日も私 笑顔ちょっとひきつりぎみ』とか『たとえ おんなじイタズラ 100回されても』なのか。これ恋人同士とかだったら、大塚愛でもさすがにやんないよ、ってくらい幼さのある言い回しだなあって感じですが、そりゃ子供に話しかけるんだったらそうだし、元気で若いママさんのための歌なら全然問題ないですね。アイドル全開な曲のノリが、こういうふうに使えるとは、と目から鱗が落ちた思い。
作詞はやはり元アイドルの斉藤由貴。こちらは人気あった当時から自分で詞も書いていたりして、結構クリエイティブな方なんですね。
酒井法子
コメント(0)| Track back(0) | 2004年07月18日
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Salyu「VALON-1」
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何者だろうと思ったら、二年ほど前に岩井俊二の作品「リリイ・シュシュのすべて」という映画で、リリイ・シュシュとして劇中の歌をすべて歌っていた、なんて実績のある方らしく。なんかタランティーノも「キル・ビル」で使ってるらしいですよ彼女の曲。こちらソース。
どうして今になって出てきたのかってのがちょっとよくわからんですが。この曲は、四月にRIP SLYMEの人とコラボして出した「VALON」の一人バージョンということで、Salyuとして出すのは初めてだからデビュー曲になるということで、これもなんだか回りくどいし、どういう意図があるのか。売り出し直し、なのかなあ。
歌うまいし声量あるし独特の響きもあります。問題はこの歌い上げ系女性ボーカル業界が飽和ぎみで目立ちにくそう、ということだけなんですが、小林武史がいい仕事しているのか、わりと曲自体に独特の味もあり、埋もれにくくはあるかなと。初期のMY LITTLE LOVERやYEN TOWN BAND(そういやこれも岩井俊二か)を思わせる、透明さドリーミーさ涼やかさが出てまして。これは歌詞のおかげもあって、空想的で、ことばの選びかたが実に初期マイラバっぽい。『壊れた街と それを見てる とりのこされた瞳』とかね。イメージビデオの世界に浸っているような、静けさや調和の心地よさがあります。個人的にこういうの好きなんで、小林武史はそろそろミスチルから離れてこういう音楽を作るほうに精力を注いでくれたらなあ、と勝手な願望を抱いたり。ミスチルがだめってわけじゃないですが、新しいプロデューサーと代わってみてもいいかと思うし。
α波がそうとう出ている感じなので、安らぎたい方にお勧めです。
Salyu
コメント(0)| Track back(0) | 2004年07月14日
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ZARD「かけがえのないもの」
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 | かけがえのないもの
ZARD, 坂井泉水, 小林哲, night clubbers, 池田大介
ビーグラム
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しっかし変わんないですね。ちょっとしたホラーですよ。だって、いくつよこの人。いろいろ謎に包まれているけど、30超えてるのは確実で、下手したら40に手が届くくらいなわけで。なのに10年以上声も曲調も何も変わってないって、どうなんだろう。声が変わらないのは喜ばしいことですけど、アレンジはもうちょっと変化をつけてもいいだろうに、と思うんですが。だってサビとかのバッキングのシンセサイザーっぽい音とか、90年代にタイムスリップしたような気持ちになりますし。やっぱり当時の印象が強いもので。
詞も変わらないですよね。作り方とか口調とか。毎回ちょっとした細かいシチュエーションの違いを最低限つけていたり、書き方や読み方や言葉そのものにけっこう遊び心を加えていたりする工夫も健在。そういう新しさ志向ってのはあくまでもアクセントで、スタイルの変化まではいかない感じなので、やっぱり総じて見たときには「いつものZARD」になります。まあきっと、もうずっとこのスタイルでいくんでしょう、それは中途半端に斬新さを狙うよりは賢明な判断かもしれません。
でも、やっぱり10年前から変わらない音楽を貫いている人が『勝ち組』なんて最近の言葉を使うと、ものすごく違和感があるのですよ。しかもかなり無理やり使っているっぽいし。うーん。
ここへきてまた活動が活発になってきたのは、どういう背景があるんでしょうか。おそらくは、真剣で重いメッセージの期間を脱しポップなサウンドへと再び回帰していこうとする時代の要請なのではないか、などと、自説に結び付けようとしてみたり。
ZARD
コメント(0)| Track back(0) | 2004年07月13日
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