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中村中「友達の詩」
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 | 友達の詩
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
中村 中 , 浦清英 , 四家卯大
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<気持ちを打ち明けるという選択肢ははじめから存在しえない、絶対的で悲しい決断>
離れることができない相手、しかし胸のうちにある恋心を伝えればきっと受け入れられない…だからこそ『大切な人は友達くらいでいい』と言い聞かせる。その悲しい決心を滔々と歌ってみせるのがこの楽曲です。
思いを打ち明けられず、最後には今以上の関係にはならなくていい、そうやって人知れず感情を押し殺した経験のある人はきっと多いはずで、そんな人には少なからず揺さぶられるものがあるのではないでしょうか。
さて、歌い手の中村中は、その女性的な容姿とは裏腹に戸籍上は男性であること、GID(性同一性障害)であることをカミングアウトしました。ただ、自分自身を女性だと考えているわけでもなく、まさに名前が示すとおり「どちらでもない」中性的な感覚があるということらしいです。そういえば、柔らかく澄んだハイトーンボイスは、「もののけ姫」の米良美一のような、カウンターテナーのような雰囲気を醸し出しています。
この事実を公表したことを売名行為と感じる人もいるようですが、しかし彼女の場合は、製作する楽曲と密接に関わってくる事実であるために、公表することは正しい判断だったのじゃないかなと思うのです。
たとえばこの曲も、彼女自身のことと照らし合わせてみると、より理解しやすい部分があるし、同時にこの楽曲の唯一性を証明することにもなるなあと。
ただ打ち明けるよりも友達同士の関係を選ぶ歌なら、それほど数は多くないにせよ他にもあります。その中でこの曲は、恋愛関係を捨てて選んだ友人関係にも、居心地のよさ、安らぎを覚えていないのですね。
『手を繋ぐくらいでいい 並んで歩くくらいでいい/それすら危ういから』というフレーズなどからは、少しでも抱いている恋心がばれてしまったらその場すべてが終ってしまう、というような切迫した危機感が透けて見えます。『見えていれば上出来』とまで退いてしまうのです。
「今のままでも幸せだから、告白しないでもいい」といった思いは、どこにも見当たりません。「勇気が出ないから言えない」のではなく、『触れるまでもなく先のことが 見えてしまう』と言い切るくらいに、主人公に気持ちを伝えるという選択肢は存在しないのです。
この点は、やはり作り手である中村中自身のコンプレックスに拠るものだと考えられるわけです。そうでない人よりも圧倒的に叶う確率の低い恋心。その辛さを知っているからこそ、こんなに厳しくて悲しい決意を描く歌が生まれたのではないでしょうか。
とはいえ、思いを打ち明けられずに悩んでいる人というのは、打ち明けることで生じる関係の変化をひどく怖がっているケースが多いわけで。それこそコンプレックスなどなくても、この曲くらいに思い詰めている人はじゅうぶんに共感できるでしょう。シンプルな旋律と静から動へとダイナミックなアレンジ、透明な中にも時に気迫すら押し寄せてくる歌い回しなど、音楽の完成度も共感を深めてくれています。
中村中
コメント(0)| Track back(0) | 2006年12月11日
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中島美嘉「ALL HANDS TOGETHER」
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 | ALL HANDS TOGETHER
ソニーミュージックエンタテインメント 中島美嘉, SOUL OF SOUTH, 河野伸, George David Weiss, G.Douglass, Dr.kyOn
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<かつての繊細な歌姫は、チャリティのため熱いメッセージを届けられたのか>
昨年、猛威を振るったハリケーン「カトリーナ」によって大きな被害を受けた都市、ニューオーリンズ。ジャズ発祥の地とされるこの街へのチャリティとして歌っているのだそうです。
というわけで、曲調はいかにもなゴスペル。しょっぱなから声を張ったフェイクで始まったり、コーラスやハンドクラップも多用されていたりします。とりあえず去年くらいから「アメイジング・グレース」を歌ったり、NANA starring MIKA NAKASHIMA「GLAMOROUS SKY」を歌番組でアコースティックアレンジで歌ったり、前曲「CRY NO MORE」もゴスペル風味だったりと、歌唱力を磨いて発揮したい!みたいな方向性があるようですね。
昔の彼女は細い声で繊細さのある曲ばかりを歌っていて、それが(危なっかしさ含め)魅力なんだと思っていたんですが、この急激な転換はいったい何があったんでしょうね。180度くらい違うのに。まあ、何事も体当たりでチャレンジすること自体は悪くないと思いますが。
で、今回はチャリティの側面もかなり色濃いです。共に手をとり音楽の都に音楽を届けよう、というメッセージが基本ですが、それだけにとどまらず『メンフィスから 行きつけば/憧れの ニューオーリンズ』『東から贈る歌』などなど、「今回のチャリティのため」の歌なんだということをはっきり定義する内容になっています。固有名詞とか出さずに、普遍性の高い理念のみを歌い上げるパターンが多いこの業界ですが、はっきりと『ニューオーリンズに音楽を!』という姿勢を歌っているのはなかなか好感が持てます。
ただ、それだからいい曲かというとまた違うところが音楽の怖いところで…や、まっとうなこと歌っているんですが、今ひとつ感動にかけるような気がするんですよね…声がやっぱり向いていないような気が。まあミスマッチもひとつの味なんですけど、熱いメッセージ性とはやっぱりなかなか相容れないような。やりたいことなのかもしれないけど、自らの良さを生かしていないんじゃないかと心配です。
中島美嘉
コメント(0)| Track back(0) | 2006年08月31日
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中島美嘉「CRY NO MORE」
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 | CRY NO MORE
ソニーミュージックエンタテインメント 中島美嘉, 康珍化, 河野伸, Lori Fine(COLDFEET)
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<力強い祝福のサウンドに、力強さではなく、繊細さ弱さを込めて>
昨年はNANAとしてロックテイストの「GLAMOROUS SKY」を出したりしてましたが、またいつものスロー路線に戻ってきました。今作はゴスペル風味の壮大さを感じさせる一曲になっています。本人的にも「アメイジング・グレース」を歌ってみたりするなど、実力を磨いて難しい壮大な歌を歌っていきたい、みたいな欲求があるのかなとも。パンチ力はそこまでじゃないけど、声質を生かした歌いこなし方で悪くないかも。
『I don't wanna cry no more』と『あとどのくらい』と韻を踏んでいるわけですが、どちらも「強さ」を感じさせる言葉ではないです。むしろ、「弱い」自分だからこそ口にするタイプの言葉ですよね。『矛盾ばかりの 自分を生きてる』『この淋しさに/いつか終わりはあるの?』などからも、この歌から発せられている感情/メッセージは、弱さゆえの辛さ苦しさの吐露、また強くなりたい(=「泣きたくはない」)というものだと言えるわけですね。
ゴスペルというのは本来賛美歌から来ているもので、生きる喜びとか祝福とか、本来はハッピーな内容と結びつきやすいもの…なんだったかと。ただ、そこに「弱さ」と「強くなりたい」気持ちを歌うというのは、むしろ彼女らしいんじゃないかなとも感じます。荘厳な曲調で幸せに満ちた歌、力強さに溢れた歌を歌うというのは、中島美嘉の声とはちょっとそぐわない気がしますし。そういう意味で、彼女らしくゴスペルサウンドを取り入れている、という印象を受けたわけです。
中島美嘉
コメント(0)| Track back(0) | 2006年04月29日
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ナナムジカ「くるりくるり」
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<基本的なメッセージを飾り立てる「哀愁」「和風」「輪廻転生」>
これがデビュー2作目のシングルというナナムジカ、ドラマ主題歌になったこともあるのかスマッシュヒットしました。
イントロとか全体的に和風なテイストになっていますが、それでも一時期の和風ブームよりはぐっとポップというか…『月にミタマが宿り』とかそれっぽい言葉をちりばめつつも、親しみやすい雰囲気になっている感じ。
あ、こんな暗い曲を「親しみやすい」とはどういうことだ!?なんて言われるかもですが、あくまでも「耳が向きやすい」ということです。確かに哀愁調のメロディですが、その「哀愁」「暗さ」がわかりやすく提示されているから、聴き手側も「あ、なんか哀愁漂っているなあ」とか「暗い雰囲気だなあ」とパッと聴きで感じるわけで。元ちとせ柴咲コウ一青窈あたりだと、なんというかもっと深く狭い、難解さがある感じだったような気がするんですが、このナナムジカの場合はあんまりそういうのは感じられないなあと。
どっちがいいってこともないですが、そのわかりやすい哀愁調のなか、サビの入りに『くるりくるり』と持ってきたのは非常にキャッチーで、持ち前の方向性を生かしたものだよなあと。
で、実は内容はそこまでどん底というわけではなく。『僕は君の その存在を/失くしてはじめて知らされるだろう』というのは一見絶望を歌っているようですが、今は別に「失くした」ってことでもないともとれます。いなくなったらヤバイな、と思ったってなのか。あるいは一人称「僕」の外側、神の視点から何か語っているかのようでもありますが。
それと、『自分らしい生き方』とか『君の命は/悲しみ乗り越えて力になる』あたりは前向きなメッセージ。ここだけ抜き出せば、スポーツドリンクのCMタイアップでも行けそう。暗い曲調や和風なイメージはあくまでも飾りで、本質はその方向ではなく、実は普通の歌とそれほど変わりないのです。
ただ『くるりくるり 命は廻る/いろんな愛を残して廻る』だけはなかなかヘビーです。廻る中では成就されなかった愛、打ち捨てられた愛もいっぱいあって、そういう残骸もまたくりくるり廻っている…そう考えると悲しいというか、怖いというか。そんな気分になりました。
ナナムジカ
コメント(0)| Track back(0) | 2006年04月26日
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中島美嘉「桜色舞うころ」
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階段状に登っていくピアノとメロディの音形が印象的な一曲です。同じ「桜」をテーマにすえてヒットした森山直太朗「さくら(独唱)」のイントロが、上昇でなく下降とはいえ、同じ階段状の音形ですね。まあ、ピアノ伴奏の基本手法といえばそうなのですが、この動きはどこか「和」を感じさせるところはあるのかなと。
タイトルが「桜色」ですが、詞の中では春夏秋冬とぐるり一周しています。GLAY「春を愛する人」など、こういう類の曲はそれなりにあり、なかなか人気も高いものが多い気がします。
この曲では、四季を通しての木々と恋模様の移り変わりを描いた内容になっていまして。春に片思い、夏に告白、秋に愛を深めたけれど冬に別れが訪れる、そしてまた春が来ても、まだ忘れられない…という流れです。ドキッとするような表現は特にないですが、非常にきれいに、ソツなくまとまっている印象。恋人同士でいられた間は『ただひとつだけ 確かな今を/そっと抱きしめていた』と思っているのが、別れの後は『「永遠」の中ふたりとどめて』となっているのが、なかなか切ないですね。
中島美嘉
コメント(0)| Track back(0) | 2005年03月16日
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夏川りみ「ココロツタエ」
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谷村新司の作詞作曲。いわゆる五音音階(陽音階)、わかりやすく言うと{ド・レ・ミ・ソ・ラ}が基本ですが、メロでは{シ}も混ざっていて、そうすると島唄、沖縄音階のような雰囲気がちょっとだけ漂ったりします。
ちなみにこのシングル、ご丁寧に歌詞だけでなく楽譜付きでして。それによるとこの曲はBメジャーなので、上の音階は「実際には」{B・C#・D#・F#・G#}に{A#}が混ざっているということになります。ドレミで言ったほうが感覚的にわかりやすいと思いますけどね。
「ココロツタエ」というのは「思いを他人に伝える人、伝えようとする人」を表す名詞として曲中に出てきます。「シオマネキ」や「アリクイ」や「小豆とぎ」みたいなもんですね。あんまいい例じゃないような気がしますが。
まあとにかく、「ココロツタエ」は、明示はされていませんがおそらくは「=人間すべて」のこととして歌われているのでしょう。なかなか美しい表現の仕方です。
『人はゆらぎの中 ただようその意味は/不確かなアイを伝える 言の葉を持つゆえに』ここはちょっと、文章をどこで切るかでやや意味合いが変わってきてしまいますね。自分は「言葉なんてものがあるから愛は『不確かなアイ』としか伝えられない、かあ、うーん、深いなー」とか、勝手に受け取っていたりしますが。
ちょっとテンポが淡々としすぎかなって思ったりしました。遅くなったらなったでちょっとダルく感じるかもですが、これだとサビの『風に運ばれ海を越え』の一番盛り上がるとこが、あっさり流れていってしまうような。とは言え、こぶしきかせて歌う人でもないので、さらり、ぐらいでいいのかもしれませんけどね。ハイトーンの美しさは、充分に魅力的ですし。
夏川りみ
コメント(0)| Track back(0) | 2005年02月01日
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中島美嘉「LEGEND」
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 | LEGEND (CCCD)
中島美嘉, COLDFEET, 冨田恵一, 宮崎歩, CHOKKAKU
ソニーミュージックエンタテインメント
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すっかり歌が安定してきたようで、以前の不安定さにハラハラするのが楽しみだった自分としてはちょっと楽しみが減ったような。まだ微妙に音程が怪しいですが、それはもうなんというか完全に味になっている感じです。今回の曲とかに漂う浮遊感は、サウンドメイクと声質以外にも、そのせいがあるような気がしますし。
コンピュータで徹底的に演出された幻想的な音世界が面白いです。ただ、メロディラインは意外にもけっこう和風な唱歌っぽい動きをしているんですよね。そのおかげか、バーチャルな宇宙空間みたいなオケの中にもほのかな暖かみがあるように響いてますね。ただ、2コーラスからのリズムトラックはちょっとうるさすぎな気がします。
で、えーと、歌詞のほう。
ちょっとよくわかんないんですけど、『君は夢で泳いでる 人魚になれたから/眠りに落ちた私を案内してよね』ということは、「君」は女性ですよね?一人称も「僕」じゃなく「私」だし、こちらも女性ですよね?ということは、すごく失恋ぽい内容なんですけど、そうじゃないですよね?じゃあ、友人との別れの歌なのかなあ。そうすると、『あんな大切な未来を/どうして簡単に奪ってしまうの?』は、恋人との甘い未来が崩壊したんじゃなく、「君」と死別したってことなんでしょうかね。
まあとにかく、夢でしか会えない人魚の「君」、というちょっとファンタジックな描き方をしているわけですが、それは和風の旋律と合わさってタイトル通りの物語っぽい雰囲気になっていて、意図的なのかはわかんないですけど、いい具合にマッチしているんじゃないかなと。
中島美嘉
コメント(0)| Track back(0) | 2004年11月10日
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中島美嘉「朧月夜〜祈り」
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 | 朧月夜 ~祈り
中島美嘉, 野崎良太, 加藤まさを, Satomi, 葉加瀬太郎
ソニーミュージックエンタテインメント
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バイオリニスト葉加瀬太郎とのコラボレーション。
みなさんご存知の唱歌「朧月夜」に、メロディを葉加瀬太郎が作り中島美嘉が詞を乗せたオリジナル部分を加えた構成になってます。もともとの箇所がメロで、加えたとこがサビのような役割になってますね。贅沢だなあ。アレンジも大陸的な壮大さがあり、だいたい葉加瀬太郎呼んでくるところからしてずいぶんゴージャスな印象があります。
ところで「朧月夜」って、知名度のわりにヘンな曲じゃないですか?音楽の授業でやった記憶あるんですけど、リズムが取れなくてすごく苦戦した覚えがあるんですけど、自分だけでしょうか?そういう経験と苦手意識があると、中島美嘉はちゃんと歌いこなしてて偉いなあと思ってしまいます。でも『見渡す山の端』の「は」のとことか、違和感ないようにさらっと歌うのってかなり難しいですよ、これ。汚くなったり、リズム感を失ってしまいがちなとこなんで。
アレンジのほうも、そうした原曲の不思議なリズムを利用して、変にビート感を出さないとろとろ流れる雰囲気になっていて、悪くないです。
でも曲の入りのとことか、マイナーコードの響きですけど、これってわざと変えてますよね?たぶんシックさ、壮大さを出すために、コードをいじってある部分が見受けられます。っていうか付け足し「祈り」の部分なんかそうですよね、広がっていくイメージで出来てますし。どっちかというと原曲はのほほんとした響きだったと思うんですが、まあこういう幻想的な解釈も面白くていいですね。
バイオリンは当然葉加瀬太郎が弾いてるんですよね?これ。まっすぐで強靭な音してますね。個人的にはもっと艶っぽい音が好きなんですが、バイオリンに限らず。でもまあ太くて翳ることなくしっかりと響いて、存在感ありますよね。ちょっと存在感ありすぎて、中島美嘉の細い声質に勝ってしまっている向きもあるような気がしますが。最後のほうの一緒にやってるとことかね。
中島美嘉
葉加瀬太郎
コメント(0)| Track back(0) | 2004年10月10日
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夏川りみ「愛よ愛よ」
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 | 愛よ愛よ (CCCD)
夏川りみ, 宮沢和史, 京田誠一, 辛島美登里
ビクターエンタテインメント
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「あいよあいよ」じゃないですよ、「かなよかなよ」です。「愛(かな)」とは「いとしい人」を指す沖縄方言(ウチナーグチ)です。
THE BOOMの宮沢和史の提供曲です。すっかり島唄、沖縄民謡を得意とするようになってますが、彼自身は山梨出身ですから誤解なきよう。
曲自体は、ちょいと面白味に欠けるくらいにいかにもな和風、どこかわらべ歌のような感じですが、尖りのないふんわりしっとりした声がいい雰囲気を作っています。声を飛ばそうとするポップスとも朗々と歌い上げる演歌とも違う、押し付けがましくない声の響かせかた。なんていうんですかね、子守唄を歌う母親みたいな感じでしょうか。
詞を見ていくと、『急いで行けば短い命/のんびり行けば長い道のり』なんてのはいかにも宮沢和史らしい、道の先遠くまで注がれる視線が見て取れたりしますね。
総じて、ゆったり穏やかな心地になれるいい曲です。が、楽曲的な面白さだとやはり「涙そうそう」のほうが上かなあ、と。あっちは、旋律のリズムに揺れがあって、そのぶん豊かな声に味わいが出るんですよね。それに比べると、こちらはちょっとばかり平坦です。安定感はありますが、個人的にはもうちょい揺さぶってほしかったかなと。
夏川りみ
コメント(0)| Track back(0) | 2004年08月07日
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中島美嘉「火の鳥」
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 | 火の鳥 (CCCD)
中島美嘉, 湯川れい子, 冨田恵一, 久保田利伸, 島健
ソニーミュージックエンタテインメント
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NHKBSアニメ「火の鳥」のエンディングテーマということで、壮大な雰囲気を漂わせてます。彼女はバラードのイメージが強いですけど、今まではどちらかというと「シンプルに繊細に」を意図して編曲なされているものばかりだった気がします。今回は、繊細さを残そうとしつつも、効果音だとかかなり複雑なアレンジだとかで、相当手が込んでいる印象を受けました。
メロディラインも、わざとコードに乗っていない音(厳密に言えばテンション・ノートに当たるのかな)を使って、単純でない深い響きを出そうとしたりもしてます。
と、まあ、曲は聴いていて面白いんですが、バックがどっしりと作られているぶん、中島美嘉自身の持ち味(だと自分が勝手に考えている)歌の危なっかしさがあんまり感じられなくて、ちょっぴりつまらないかなと。この旋律歌うの難しいだろうに、今までで一番安定しているような。また詞もちゃんとした作詞家がついていて、堂々とした内容になっていることもあって。まあ、こういう曲も合わないってわけじゃないんですけどね。
中島美嘉
コメント(0)| Track back(0) | 2004年06月22日
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