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NEWS「サヤエンドウ」
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 | サヤエンドウ/裸足のシンデレラボーイ(初回生産限定盤)
ジャニーズ・エンタテイメント
NEWS, zopp, Shusui, Fredrik Hult, Stefan Aberg
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<タイアップを強く意識した、友情の絆を確認する冒険劇>
NEWS、風変わりなタイトルだけであれば前作の「TEPPEN」もそうでしたが、詞の内容はさらに「海賊」をベースにしているという、一風変わった楽曲になっています。これはまあどう考えてもアニメ映画「ワンピース the movie カラクリ城のメカ巨兵」の主題歌になっているからですね。
ラテンなノリのサウンドに、海の上の船でのバトル、ドクロのマークなど、かなりはっきりと「ワンピース」の内容を踏襲しています。音は今のジャニーズらしさが出ているものの、そうしたノリは昔のアニメソングみたい。
なぜ海の上なのに「サヤエンドウ」かというと、つまりは「ひとつのサヤにいる者どうし」=「苦楽を共にするかけがえのない仲間」を表しているわけですね。それはつまり「ワンピース」=「ひと繋ぎ、一心同体」にもかかっています。『Bravo Bravo!おいら達 みつけた お宝は/Bravo Bravo!ともにわかち合った笑顔』とあるように、テーマは一緒に戦い続ける「友情」になっています。
…ただ、『枕元から聞こえる』とか『夢が覚める その前に さらば』などからして、実際のところ船上での戦闘は「夢」なんでしょうね。海賊になりきって歌うのはあくまでもトリップであって、完全にタイアップ先に同調してはいない、と。このあたりは曲製作とタイアップの関係で、微妙なせめぎあいがもしかするとあるのかもしれません。
しかしそれでもここまでタイアップの内容べったりの楽曲を作るのって、ジャニーズでもけっこう珍しいような気がします。彼らや嵐、V6などはバレーボールのテーマソングとかもずっとやっていますが、確かにスポーツを意識した内容ではあっても、独立したポジティブメッセージソングになっていたわけです。また昨年大ヒットした修二と彰「青春アミーゴ」とかも、ドラマのための特別ユニットではありましたが、ドラマの内容とは特別係わりあいのない内容でしたし。
今年は嵐も映画「ハチミツとクローバー」ではスガシカオ提供の楽曲を歌うということですし、ジャニーズはここにきて企画要素の大きい楽曲作りに柔軟に手を広げてきているなあ、という印象が。トラジ・ハイジ「ファンタスティポ」→「青春アミーゴ」の流れを意識しているんでしょうかね。
なんにせよ年内はNEWSとしての活動は自粛ということで。嵐とKAT-TUNの狭間という位置でどんな活動にしていくのかが気になっていたので、活動が先延ばしになってしまい少々残念。
NEWS
コメント(2)| Track back(0) | 2006年05月28日
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navy&ivory「指輪」
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<耳を引きつける言葉とメロディと声を持った、直球ブライダルソング>
昨年2月リリースのしっとりピアノバラードですが、「誰の曲か」と問い合わせが殺到し、2005年の年間ランキングで1位になったとか。そして「日本有線大賞」の新人賞まで受賞した、2人組デュオ(最近ほんと多い!)のデビュー曲です。
『約束します 君を残して 僕は死ねません』と、イントロ無しで突然歌われるインパクトあるフレーズ。これは、同様に有線から火がついてヒットしたアンダーグラフ「ツバサ」が曲冒頭にセリフを持ってきたのと同じで、普段は何気なくBGMとして流れている有線にはたと耳を奪われるだけの求心力があるよなあと。気になりますもんね。
で、それだけにとどまらず、耳に残りやすいメロディラインと王道のコード進行。そしてシチュエーションは『白いドレスも 綺麗なメイクも 今日限りだけど/左手に光る 銀の指輪は ずっと君だけのもの』という、直球のブライダルソングでもあります。まさに婚礼の席での「誓い」とも言えるような、これから寄り添って生きていく相手への真摯なメッセージになっているんですね。
今日の日を迎えた感慨、「君」と出会えた喜びから、ケンカもたまにしつつもそばにいてと呼びかけ、未来像を描いていきます。最後にはもし僕が先に死んだとしてもどうか悲しまないで笑っていてねと言い、『ごめんなさい こんな席で しんみりさせちゃったね』とさらに相手への気遣いを入れて…そして、出だしの「僕は死ねません」につながるわけです。
この曲を聴く限りの印象としては「コブクロ+槇原敬之」といったところでしょうか。詞の内容を聴き取りやすい声が、やはり耳を引きつけるので、これも有線を騒然とさせた理由のひとつかなと。
navy&ivory
コメント(0)| Track back(0) | 2006年02月12日
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nobodyknows+「どうよ?」
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 | どうよ?
ソニーミュージックエンタテインメント
nobodyknows+, g-ton, CRYSTAL BOY, ヤス一番?, HIDDEN FISH, ノリ・ダ・ファンキー・シビレサス, DJ MITSU
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<答えるまでもなく通じ合う「仲間」の絆は、付き合いの長さは関係ない?>
お得意のパーティーチューン。「ツレ」と思いっきり盛り上がっていこうぜ、っていうノリです。ディスコサウンド系ヒップホップグループのまさに得意分野という感じ。
『どんなときも分かち合う仲間って どうよ?』という問いかけが、やっぱりキモで、インパクトがあります。複数でやっているんだからこの問いかけに「サイコー!」とか「イエー!」とか肯定の返答があってもいいんですが、あえて何も答えないで間が空いているのとか、「答えるまでもないイエス」がそこに存在しているような気がしますが、その辺、どうよ? …なんてね。
あと、さりげなく名古屋弁が混じってますね。クスリとします。
ただ、笑い合える、本音で付き合える仲間を褒め称えるのはいいんですが、それが『腹割って 仲間って言える位に 語らって 今に至って』という深い付き合いな人と『二度会やぁツレだぜ』なんて人とでは、やっぱり違うんじゃなかろうかなーという気も。広さと深さ、両方兼ね備えられるのはそりゃベストだと思いますが、でも本当に深い付き合いってのは数えるほどだからこそ価値があるんじゃなかろうかと。『まだ初対面なのにすぐmy men』なんていえちゃうバイタリティはすごいって思いますが、昔からの付き合いはもっと優遇してあげても…なんて考えちゃいました。
あと、ちょっと新味がないよう気がしますね。出だしは妙に淋しげな感じですが、サビまで来るとなんだか聴きなれた感じで。
ディスコなノリ以外とかでも、やってみるといいと思うんですよねー。せっかく複数でマイク回しができて、サウンドプロデュース要因のメンバーもいるんですから、もっと幅を広げていけばいいのになあと。カップリングの「夏のかけら」みたいな曲もできるんだし、可能性はまだまだあると思うので。
nobodyknows
コメント(2)| Track back(0) | 2005年12月27日
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長渕剛「CLOSE YOUR EYES/YAMATO」
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 | CLOSE YOUR EYES/YAMATO-男たちの大和 主題歌-
フォーライフミュージックエンタテインメント 長渕剛
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<強い思い入れの中に示される、シンプルな「鎮魂」「追悼」「美しい自然」への思い>
両A面シングルですが、どちらも「日本」を強く意識し、「鎮魂」の香りの漂う内容になっています。
「CLOSE YOUR EYES」はこの冬公開予定の映画「男たちの大和 YAMATO」主題歌になっていて、その映画との関連性なしではちょっと理解しにくい曲でしょう。『それでも この国を/たまらなく 愛しているから』というフレーズは、映画の話がなければなかったものだとは思いますし。
とにかく、思い入れが強いんだろうなあ…ということがひしひしと感じられる一曲です。それはどういうところかというと、もちろん歌いっぷりも長渕節で歌い上げまくりということもあるんですが、歌詞にも読み取ることができます。
『ひそやかな海に咲いた白い花たちが/今 私のからだに折り重なる』と言うとき、「白い花」=「故人」と解釈するのは容易です。故人と現在生きている人間である「私」の二者が重なり合う。『もう一度 生まれ変わったら/あなたの名を 呼んであげたい』というようなフレーズから感じられる鎮魂/慰霊の念がこの曲のテーマなのだと考えられますが、こうして同化してしまうまでの言を歌としてつむぐというのは、強く強くこのテーマにコミットしているということの表れなのだと思います。
こういう内容の曲は、どうしても思想的な観点から注目を集めてしまうものなのですよね。ただ、題に「CLOSE YOUR EYES」と英語名をつけていることなどからしても、そういう部分は抜きにして受け取ったほうがよいような気がします。純粋に、追悼の意を歌に込めたかったのではないかなと。
そして「YAMATO」は、『雲の切れ間から 僕は降りてくよ』と「CLOSE YOUR EYES」とは反対側の視点、「故人」の側からの視点で描かれたかのような印象もある曲ですが、まあこちらは単純に愛する「君」に会いに行く歌、ととっておくことも十分にできます。
『大和の国で 君が待っているから』とあるように、やはり日本という場所を強く意識し、美しいイメージで描いているのですが、興味深いのはそうして語られる「大和の国」の美しさが、すべて「流星」「桜」「川」といった、自然を指しているところですかね。「桜」はまあ非常に日本的ではありますが、空や花や川というのは、語義的には、日本固有のものでは全くないわけです。でもここでは「日本の美しさ」としてアピールされていますし、受け取る側としても同じような認識があり…ますよね?ここには、日本の自然は美しいものだ、という歌い手と聴き手の共通認識があると思うのです。ナショナリズムがどーこーという議論はまったく抜きにして。
長渕剛
コメント(0)| Track back(0) | 2005年10月16日
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NEWS「TEPPEN」
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 | TEPPEN (通常盤)
ジャニーズ・エンタテイメント
NEWS, 日比野裕史, ha-j, 吉岡たく, zopp, 安部潤, Shusui, Rui, Stefan Aberg, 中西亮輔
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<応援ソングらしさを出しつつも、うまくそれ以外の要素も醸し出すささやかなテクニック>
NEWSです。なんかいろいろ事件が起こったりしましたが、とりあえずその辺はすべて無視の方向で。
女子バレーボールのタイアップは、すっかりジャニーズグループが通る道になっています。NEWSもこれで何度目だかの曲提供で、スポーツ応援歌らしい出来に仕上がっています。
それも『ためらわず 怖がらず 地面蹴りつけろ/君の想いは 華麗に宙を舞うから』と、バレーらしい「跳躍」「飛翔」で方向付けているあたり、きちんと仕事しているなあと思いますね。なおかつ、「君の想い」は文脈的には「夢」ですけど、わざと「想い」とすることで、それ以外の要素(恋愛とか)も想像しやすくなっていますね。便利な言葉です「想い」。
その他、コーラスが多めなのも、元気いっぱいで応援ソングらしい感じですね。
しかし2コーラス後の、まるで別の曲のサビが入ってきたかのような部分はいったい何なのかなと。「希望〜Yell〜」とかでもあったような、ドラマ性を出したかったんでしょうか。ちょっと今回はとってつけたような気がしますが、どうなんでしょう。
NEWS
コメント(0)| Track back(0) | 2005年09月04日
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nobodyknows+「エル・ミラドール〜展望台の唄〜」
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 | エル・ミラドール ~展望台の唄~
ソニーミュージックエンタテインメント
nobodyknows+, g-ton, CRYSTAL BOY, ヤス一番?, HIDDEN FISH, ノリ・ダ・ファンキー・シビレサス, DJ MITSU
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<室内パーティーチューンの見せ方は良し、だけどもうちょっと幅を>
アッパーチューン。しかし季節柄を意識していないのか、あんまり夏っぽい、開放的な感じではないですね。室内で騒いでいる、という雰囲気です。
基本的にこの人たちはディスコサウンドを基調としているっぽいので、だからどうしても室内っぽい雰囲気になるんでしょうか。『踊らされてんじゃねえ 踊ってんだ』『さあ 踊っちゃいな』と、「踊る」という語もいつものように頻出しますし。
なので、「展望台」というタイトルがあんまり生きてきてないかなーと思ってしまったり。たぶん、『駆け上がる空へ 投げ掛ける ほら/いつも同じそこから何が見える』とある場所が「展望台」で、おそらくは「登りきったからといって満足してはいけない、常に変化を求めろ」みたいなことがテーマになっているんですが、ちょっとわかりにくいかもしれません。
くるくると回っていくマイクワークは好きなんですよね。テンポのよい曲でテンポよく進んでいくので、聴いていて楽しいです。ただ、ちょっと「ココロオドル」に似すぎているかなー。ピアノがあるぶん、メロウさが加わっているとはいえ。しかし「メバエ」くらい落ち着いてメロウになると、今度は歌いかたにアラが見えてくる感じで…
今現在のディスコ調アッパーチューンというホームグランドから、どうやって世界を広げていくかが今後の課題なのでは。
nobodyknows
コメント(2)| Track back(0) | 2005年08月29日
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nobodyknows+「メバエ」
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 | メバエ
ソニーミュージックエンタテインメント nobodyknows+, DJ MITSU, g-ton, CRYSTAL BOY, ヤス一番?, HIDDEN FISH, ノリ・ダ・ファンキー・シビレサス
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<ややぶきっちょ過ぎるきらいはあるものの、波状に押し寄せる素朴でメロウなメロディ>
ぐっと落ち着いたテンポ、メロウなピアノとメロディラインとリリック。いい雰囲気を出しているんですが、うーん、この曲と彼らとは、ベストな組み合わせではないかなー。や。『不器用なりにぶつけるでかい愛で』と歌うように、無骨な愛情、みたいなのはすごく伝わってくるんですよ。けど、ちょっとぶっきら棒すぎて、フック部分のせっかくのいいメロディがつぶれ気味になっているかなあと。
こんなゆっくりなテンポでも、流れるように次々とパートをつないでいける作りになっているのはうまいなあと思うんですけど、アッパーな時には力強かった声質が、この速さだとちょっとカサついちゃって感じました。はい。
あーでも、このくらいの素っ気なさのほうがいいんでしょうか、むしろ。やさしく歌い上げちゃったら、それはそれで違う気もしますね。
このユニットの特徴としては、やっぱり「重ね」がうまいなあと感じていて。うまいというか、ひとつの波が引いていこうとするときに次の波が覆いかぶさってくる、そうした循環的構造のあるメロディになっているなあと。
『君の手を繋いで』と一人が下降音形でささやくと、次に別の人が高い位置で『この温もりを感じて進むmy way』と入る。ちょっとくどいくらいに、ギリギリまでフレーズを終わらせないように引っ張るなあ、という気がします。
nobodyknows+
コメント(0)| Track back(0) | 2005年06月18日
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NEWS「チェリッシュ」
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 | チェリッシュ(期間限定)
ジャニーズ・エンタテイメント NEWS, 福士健太郎, zopp, 中西亮輔, Lowarth, H.U.B., m-takeshi
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<細かいリズムの緩急が、「今時の男の子像」を歌うメロディを印象付ける>
すごくカシャカシャしたトラックが印象的ですね。たぶん、この細かい刻みがなかったら、あんまりにも普通のバラードになってしまうんだろうなあと。漫然として、ピンと来なくなりそう。それを、この緩急ある打ち込みリズムでうまく聴き手の意識を惹きつけているのでしょう。
こういう手法は、CHEMISTRYの曲の作り方を思い出します。ただ、こちらの曲は、『見つめるたびに恋 迷いも影もない』の「恋」「ない」など、随所にある軽い韻へと重さが乗るように、にリズムが工夫されているように思いました。メロディを印象付けるのに、手の込んだリズムが役立っているわけです。そういう点では、ジャニーズの某先輩の「らいおんハート」を思い出しました。
「チェリッシュ」といっても桜のチェリーとは関係ないです。でも、なんか、そういう勘違いを狙っている気がしないでもありません。この時期に出してくるっていうのは。
さて、最近の男の子は、あまり一歩先に出ようとはしません。『僕らだけの夢を探そう』『物語は僕らで作ろう』と、あくまでも「二人で」進んでいく、というスタンスです。ぐいぐい引っ張っていこうとはせず、「君」に勇気をもらったりしながらともに歩いていく。こういう辺りは実に時代を反映しているという気がしますが、いかがでしょう。
NEWS
コメント(7)| Track back(0) | 2005年04月28日
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nobodyknows+「シアワセナラテヲタタコウ」
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 | シアワセナラテヲタタコウ/T.R.U.E nobodyknows , g-ton, CRYSTAL BOY, ヤス一番?, HIDDEN FISH, ノリ・ダ・ファンキー・シビレサス, DJ MITSU ソニーミュージックエンタテインメント
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入れかわり立ちかわり、そして合いの手掛け声満載。ラップの長所である「言葉の畳み掛け」を、複数の人員を使って繰り出してくるこのシステムは、今までこんなに前面に押し出してくるユニットがなかったのが不思議なくらい効果的ですね。どうやらヒップホップ業界では自分の受け持ちパートは自分でリリックを書く、みたいな感じらしいから、これだけ混ぜちゃうとその辺が固定できなくて大変だからなのかな。うん、大変だろうなあ。
基本的にはヒットした前作「ココロオドル」と似たノリのパーティーチューンですが、ややテンポが落ち、流れるよりもズンズンと四つ打ちビートを強調している感じ。二小節単位のコード進行が最初から最後まで変わらずひたすら循環するのも、前作に引き続きいいムードを演出しています。
これ単体で見るとそう悪くもないのですが、ただ、「ココロオドル」に比べるとちょっと見劣りするかなあという印象。あっちはマイクリレーから何からすべてがピッタリ合わさっていたように感じたんですが、今回はそこまでの印象はないかなー。一番低い声の人が好きなんですが、あんまり目立ってないし聴き取りにくくなっているような。
あとは『音に任せ 踊り明かせ』ってフレーズはケツメイシ「君にBUMP」で使用済みですね。まあラップの押韻って、みんなが使う定型語みたいなものも多いしかまわないとは思うんですけど、ケツメ聴いたときにうまいなーと印象深かったフレーズなのでちょっと減点。
難点挙げましたけど、それでも聴いていて楽しめるのには間違いないです。ただ進んでこの曲を聴きたいかっていうとまた微妙なんですが。それだったら「ココロオドル」聴くよな、みたいな。
nobodyknows+
コメント(0)| Track back(0) | 2005年02月15日
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長渕剛「金色のライオン」
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岡林信康とHIGHWAY61に同名の曲があるようですが、どちらも知らないため関係性は不明です。たぶんないとは思いますが。
えー長渕剛が全開です。曲調も荒野を疾走するライオンのイメージも爽やかなもののはずなのに、とてもギラギラとした響きを出しているように思えます。それはこの歌がただライオンのことを歌っているわけではなくて、間違いなく現代社会へのメッセージがぎゅうぎゅう詰めに込められているからですね。
金色のライオンは、長渕剛自身です。『吠えても吠えてもただ風が/たて髪を揺さぶるだけかい!』という苛立ちは、明らかに本人から発しているもので。『明日、お前も露骨な/SAMURAIになって這い上がれ!』露骨な、ってのが今イチぴんと来ない修飾ですが、つまり言いたいのは「金色のライオン」=「SAMURAI」
にお前らもなれよ、っていうことですね。
こういう「思想を強制するような歌」ってのは、個人的に苦手なんですよね。自分の言うことが正しいんだからみんなこうするべきだ、みたいなところが。ただ、こうしたタイプの歌がなくなってしまったら、それはそれで寂しいです。もちろん共感して勇気付けられる人もいるでしょうし。『撃ち抜かれた悔しさで/死んだはずの俺』と、死の淵から生還したヒーローを自らに重ねてしまえるような人は、やっぱり最近とんといないわけで。現代では流行らないタイプですが、そんなことは関係ねえとばかりに我が道を突き進んでいるからこそ、共感し自分も「金色のライオン」になろうというファンも、彼についてきているんでしょうし。
今回は、似たようなコンセプトの「猿一匹、唄えば侍」よりかなりメッセージ性は薄めにしてはあるんですが、曲そのものの疾走感はけっこう好きなので、やっぱり現代の若者への喝は完全に抜いてもらいたかったところです。
メッセージ性を否定しているわけではなく、「静かなるアフガン」みたいに完全に社会風刺に徹する曲もありだと思います。ただそういう方面で、長淵剛という歌い手のキャラクター性はすでに確立しているので、今回も何も「SAMURAI」とか入れなくても、十分に立ち昇ってくるものはあったはずだろうなあと。押し付けっぽさのない「とんぼ」とか「しゃぼん玉」のほうが、ずっと歌い手の姿勢や生きざまに共感できる気がします。
長渕剛
コメント(0)| Track back(0) | 2005年01月19日
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